凡人、Bar開業step1　「開業資金の貯め方、僕の実例」

批判批評を恐れて橋にも棒にもかからない文章を書くつもりはありません。

少し強引な描写もあると思いますが、

将来自分のお店を作りたいけどそんなお金ナイヨ！
やり方全然わかんナイヨ！

そんな人のためにこのnoteを始めたんです。



小さいお店なら、条件次第では２００万円貯めれば始められます。

やり方は僕の記事を読んでいれば全部わかります。
ボク自信、まさに今実行している最中です。
必ず成功して見せます。






金も頭もねー飲食フリーターは俺に続け。

俺もそうだから。

僕がお金を貯め出したのは約3年前。

給料は手取りで平均２５万円くらいでした。
固定費は家賃７万、通信費２万、水道光熱ガスで１万、
専門学校に通うために借りた奨学金の返済で２万円。

ここから毎月８万円を貯金していたので、
残りは５万円ほど。
この5万円から食費も捻出しなければいけない。

月の初めには１万円が５枚しかない状態がずっと続きました。

僕には、共に経営者を目指す相棒がいます。
お互い励ましあいながら、
毎月８万円を貯め続けました。

こいつの存在がなければ、途中でお金を使いこんでいたかもしれないし、

「１回くらい大丈夫か」
なんて貯金額を減らしたりしてたんじゃないかと思います。



なにしろ僕は、
人生で1度も貯金ができた試しがなかったから。

「食費込みで５万なんて頑張ったね！」
　とか、
「大変だったでしょう！」
なんて言葉を頂くことがあるけれど、
案外そうでもないです。



そりゃ最初の１〜２ヶ月は辛かったけど、
３ヶ月目からはこの生活が普通になってしまい、
なんの辛さも感じないようになりました。






お給料をもらった瞬間すぐ口座にぶち込んでいるから、
そもそも余分に８万円ある感覚がなくなってくる。

「先取り貯金」です。
金を貯めたい人は、これしかない。
月末に〜万円余るようにしよう。
は、絶対無理です。






ただ、
単純にお金がない。
いつも決まって２２時５０分に三軒茶屋の西友に行き、
半額シールが貼ってあるお惣菜をカゴいっぱいに買うのが恥ずかしくてしょうがなかった。




そんな自分が誇らしくもありました。

「僕は偉いな！」って。

誰も褒めてくれないから自分達で褒めるしかないんです。



幾つもの夜を、
相棒と共に半額の惣菜をいっぱい抱え、
まだ未熟な経営感を語り合いました。

そして、
300万円貯まりました。

本当に。本当に嬉しかった。

目標金額が溜まった日、
ATMの前でめっちゃニヤけました。


大きなお金がある事が嬉しいのではなく、
自分の力で一つの目標を成せた事が何より嬉しかったのです。

このnoteを読んでくれている皆さん。
３００万円です。

どうでしょう？


建設的な人なら、
お給料やボーナスを少し貯めれば容易に集められる額かもしれません。


でも僕にとって、
この300万円はただの300万円じゃないんです。
車とか海外旅行とか、
大人がほしい物を買ったらすぐ無くなってしまうような、
「便利や欲を満たす為に消費し、なくなっていくだけの300万円」
ではなく、

これから、
「どこまでも自由な夢を実現する為に投資し、無限に増える可能性を持つ300万円」なんです。

夢　そのものなんです。

貯金を始めてそれなりの貧乏をしていたこの３年、
思い返せば、お酒は沢山呑んだし、たまに焼肉も食べたりした。
女の子と遊んだ事も何回かはあった。
(カッコつけたくてちゃんとご馳走した。)

なんとかなるもんや。

沢山の先輩に奢っていただきました。
わざわざご飯に連れてっていただいた方は勿論ですが、
僕がバーに立っている時「シンも一杯呑んでよ」と、お酒をいただいた事。

ご本人達は、軽い気持ちで奢ってくださっているんのでしょうが、


僕は、一杯たりとも忘れていません。
色んな形で必ず恩返しさせていただきます。

コツコツ貯金することで自己資本金を作り、
それを元手に国から融資を受ける。

僕がbar開業の為に使った作戦ですが、
すでに立派な起業戦略や経営者的思考がある人にはオススメしません。



お金持ちに投資してもらうとか、
クラウドファンディングを活用するとか、
他にも効率的なやり方はあると思います。



ただ僕には、この、
「お金を貯めながら、人生について考える時間」
が凄く大事でした。
もしこの時間がなくて、２３歳の時に飛び級でお店を持てたりしていたら、

きっと今の僕はないでしょう。

いい時間やった。

『仲間と互いを監視し、鼓舞し合いながらお金を貯める』
すごくオススメです。
限りなく正解に近いと思うので、
これでいきましょう皆さん。

また明日。merry lou