新クトゥルフ神話TRPG ルールブックの面白い記事・ページ
要約:“新クトゥルフ神話TRPG”のルールブックは読み物としても面白い!
こんにちは、無敵艦隊ガガドドンです。今回は『ルールブックの面白い記事・ページ』というテーマで記事を書こうと思います。皆さんはルールブックを読んでいて「面白い」って思ったことありますか?僕はあります。今回の記事ではこの面白さを皆さんに広めていきたいと思います。
Twitterで私のフォロワーからいろんな意見をもらっているので、どんどん紹介していきますね!
▶恐怖!プッシュ・ロールの失敗
プッシュ・ロール(80ページ参照)の例が“第四章 技能”(50ページ~参照)にプッシュの例があります。プッシュ・ロールに失敗した時のアクシデントの例が書かれています。
プッシュ・ロールは成功しても嬉しいですし、失敗しても楽しいのでどんどん使っていきたいルールです。その失敗の例は技能のページにあります。
僕はこの例の()内に書かれている内容がまぁ面白いです。オススメは〈オカルト〉です。
また、プッシュの例には続きがあり、「狂気に陥っている探索者がプッシュ・ロールに失敗したときの例」も面白いです。オススメは〈法律〉です。
▶これぞCoC! 14章の囲み記事
第14章(270ページ~参照)にはこのゲームに登場するクリーチャーや神格たちのデータが書いてあるのですが、この囲み記事にも面白いものが書かれています。
私が好きなの食屍鬼の取り換え子に関する記事です(288ページ参照)。チェンジリングの伝承と絡められたこの悍ましい文化は個人的にかなり好きです。神格の記事はもっと規模が大きくなるので是非読んで見てください!
▶恐れ知らず!即興のNPC
ルールブック189ページに書いてあります。探索者で遊ぶプレイヤーにNPCをプレイしてもらおうというルールです。詳しくは該当するページを確認しましょう。
このルールを使うシナリオや場面は限定されてます。しかし、このルールで普段使っている探索者とは違う役割で遊ぶことができます。また、プレイヤーのキャラクターでないので結構な無茶もさせることができるかもしれません。かなり面白いルールだと思います。
▶チェーンソー・ファンブル!
チェーンソーはルールブック406ページの二段目中間に書かれています。チェーンソーは魅力的な道具ですが、公式から「武器として扱うには非常に扱いにくい」と書かれています。
そしてこのチェーンソーはファンブルしたときに“恐ろしい副作用”があります。これについては是非ルールブックを読んで確認してほしいです!!
▶ハーヴェイくんの冒険
ルールブックを読んでいると度々現れるハーヴェイ・ウォールターくん。彼の紹介については36ページに書かれています。実は彼なんとAPPが85もあります。相当魅力的な男です。彼の探索者シートは48ページにあります。
ハーヴェイくんの活躍をルールブックのいたるところで見ることができます。彼の活躍を絵で確認するなら53、79、80、81、92、101、107、109、114、129ページを確認しましょう。これ以外の挿絵にも近くの囲み記事から恐らくハーヴェイくんであろう人の挿絵もあります。
挿絵以外にも文章で(主にプレイの例として)ハーヴェイくんが登場します。彼の活躍を追ってみるのも面白そうですね。
▶船でクトゥルフにぶつかれ!!
H.P.ラブクラフトの「クトゥルフの呼び声」では、クトゥルフから逃れるためのやぶれかぶれの策として、なんと船でクトゥルフにぶつかりに行きます。
それをチェイスで表現したものが147ページにあります。んなばかな…。
これの面白いと面白いところの1つとして、船のビルドが22なところがあります。これがどれくらいでかいというと、まずクトゥルフと同じビルドで、定員120人の潜水艦(ビルド24)より少し小さく、巨人と呼ばれるイタクァ(ビルド9)よりはるかにデカいです。それぞれの大きさについては272,273ページでこの神格たちの大きさを確認することができます。ヨハンセン(船を操縦していた人)は小さめの客船でも操縦していたのでしょうか?
もちろん、こんなことをしてもクトゥルフが死ぬことはありません。
▶おめぇがチャリ乗りこなせるわけねぇだろ?
416ページには車両表にあります。ここにはしれっと驚きの記述があります。「以下の車両は〈乗馬〉技能を使う」→「自転車」
〈乗馬〉は65ページに「基本的な扱いやゆっくりとした乗馬には〈乗馬〉のロールに必要ない。」と書かれています。
問題はチェイスです。まず速度ロールを行います。このとき自転車を扱う場合、CONをロール(128ページに「足などの自分の力で進む場合(はCONを行う)」とあるので)を行います(ぶっちゃけここは自信ありません)が、キーパーによっては自転車は〈乗馬〉になるでしょう。こうなったらもう〈乗馬〉を持っていない探索者はおしまいです。結局ハザードやバリアを越えるために〈乗馬〉は必要になるでしょうし、もうだめです。
おわりに
一応書いておきますが、今回の記事で書いた「ルールブック」は新クトゥルフ神話TRPGのものです。また、ページ数を記載する時もこちらのルールブックのものになります。2004年に発売されたクラシック版のクトゥルフ神話TRPGや他のTRPGシステムは触れていないです。クラシック版も面白いですけどね…。
私はルールブックがボロボロになるくらい読んでいるのですが、それでもまだ「こんな面白いこと書いてたの!?」というのを度々見つけます。この記事をきっかけに皆さんもルールブックを読み直し、自分のお気に入りのページを見つけて欲しいです。
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