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クトゥルフ神話TRPG シナリオ紹介「とある漫画家に起きたこと」

まとめ…自由度が高く、探索・戦闘どちらも楽しめるシナリオ。エモくしようと思えばかなりエモくできる。プレイグループによって全く違う結末を見ることができそう。

 こんにちは、無敵艦隊ガガドドンです。今回はクトゥルフカルト・ナウに掲載されているシナリオ「とある漫画家に起きたこと」を紹介していきたいと思います。
 このシナリオですが、公式にしては珍しく1,2年ほど前にTwitterで話題に上がりました。他シナリオはあんまり話題にならないんですけどね…。

▶基本情報

収録…クトゥルフカルト・ナウ
著者…坂東真紅郎(「奇妙な共闘」「月よりの麗人」「ころさないで」他)
舞台…現代日本
プレイ人数…3~4人
プレイ時間…4時間程度

「クトゥルフカルト・ナウ」より


▶魅力

  • 自由度の高さ

  • 探索者に辛い選択が迫る

  • キーパーにも自由度がある

  • 心理戦ができる…しなくてもいい

  • 戦闘も楽しめる

  • この戦闘もいいところで切り上げていい…虐殺もできる

  • 原作要素もある
    …前面に来ていないのもいい。キーパーは読んで損はない。

▶弱いところ・気になる点

  • 初心者キーパーにはしんどいかもしれない。

  • 初っ端NPCの長い手紙が届く。
    …事前情報として渡してよし。ちなみに音読して3分程。

  • もう少し素材が欲しかった。
    …「最後に」で私が作成したマップを掲載します。

  • 正気度ポイントの報酬は人によっては疑問に思うかもしれない。
    …それは各々変えてもいいと思いますが…。

  • 出て来るクリーチャーの描写などはシナリオにはない。
    …ルールブックを開いて確認しましょう。

▶プレイした感想

 このシナリオはキーパーとしてしかプレイしたことがないので、正直な話、探索者目線の感想は書けません…。
 ただ、キーパーをしていて、探索者として一緒に遊んでいただいたプレイヤーの皆さんが、NPCとの関係でぐぬぬ~と悩んで各々の結論を出しているのを見て「やってよかったなぁ」と思いました。そりゃあ流行るよなと…。
 また、私は戦闘が好きな方なので、戦闘が楽しめるこのシナリオがかなり好みです。戦闘自体はキリがいいところで切り上げていいですし、楽しみたいグループはとことん敵をぶちのめしていいというところも好きです。
 NPCのビジュアル画像はないので各々自分が好きなような人物を創造してもらえばいいと思います。個人的な意見ですが(重要)、探索者グループの好みを考え、NPCの見た目が描写を変えるのもアリだと思います。その方が、そのキャラクターにより強い感情を持ってもらえますからね。

▶シナリオ概要

 ここからはちょっとネタバレ有りで書いていきます。キーパーやる前にどんなシナリオかなぁ~等の参考にできたら、と思います。プレイヤーで参加するにしても楽しさが薄れないように努めます。
 
 探索者の下に旧友からの手紙が届く。探索者達は手紙の送り主、漫画家の大木戸リサの棲む屋敷へと向かいます。手紙には怪しい影を見たと書いてあったが。
 廃村の伝説カルトの存在探索者を狙う影、そして旧友の運命。探索者は無事に生きて帰ることはできるのか。

 屋敷の中やその外を歩き回って調査をすることがメインになるシナリオです。クトゥルフ神話TRPG(クラシック版)のシナリオなので新クトゥルフ神話TRPG(新版)でプレイする際は一部修正しなければいけない箇所もあります。ただ、シナリオ中には使うことができないので、その扱いを探索者に委ねるのもアリかもしれません。

最後に

 僕がオンラインセッションで使用しているマップを公開します。個人的にキャンプ地ホテル跡地のマップが欲しかったので用意していました。ぶっちゃけなくてもいいんですけど。使いたい人はどうぞ。

キャンプ場
ホテル跡地

 この画像に関しては「悪意のある使用法」「本シナリオの侮辱」等に使わなければ大丈夫です。まぁ、ペイントで書いたマップ自作宣言してもしゃーないでしょ。
 このシナリオはクラシック版のシナリオですが、新クトゥルフ神話TRPGでも遊ぶことができます。私は何回か新版でプレイしています。皆さんにもぜひ遊んでほしいです。

 


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