見出し画像

主婦の沖縄ひとり旅 4

沖縄3日目、首里城に行ったあと私が向かったのは浦添グスク跡であり、太平洋戦争の激戦地であったといわれる前田高地。だんだん慣れて来たゆいレールに乗り向かいます。

 私個人は戦争映画はあまり数見てないのですが、うちの次男が小5のときに「絶対見に行く」と言い、連れて行った映画『ハクソーリッジ』の舞台となった場所です。

 タイトルのHacksaw Ridgeは、どうも前田高地のアメリカ側の呼称で、 Hacksawはのこぎりの一種、Ridgeは切り立った尾根を意味するのだそうで、日本のどこにそんな地形があるのかずっと気になっていました。

 ゆいレールの浦添前田駅で下りて歩きます。正直どこから入ればいいかわからず、後から考えるとかなりまわり道をしたらしいです。地元の人に聞き、上ってみると、

 

ワカラジー?わ、わからん(・_・;
トゥン?

 あれ?読めるんだけど、わからない言葉が…

 私はやっぱり飛行機に乗って外国に来たんですかね(^_^;)?

 わからない表示が続くと不思議な気持ちになってきました。グスクか戦跡らしいものはないかと探していると、

 あ、あった!

映画の舞台前田高地です!
はぁ〜、これが、戦場にもなった切り立った崖なんですね〜(ll゚Д゚)
はじめ見たときこれは何かと思いましたが、米軍が戦地で助けられなかった仲間を弔うために置かれたものだそうです。
グスクらしい部分が見えてきました。
ここはキレイに残っているのかと思いましたが、後から聞いたらほぼ復元みたいですね〜
あちこちうろうろしてるとようやく浦添グスクの全体図を見つけました。
これが一番はじめに見た標識にあったワカリジー、為朝岩とも呼ばれ、アメリカにはニードルロックと呼ばれ目印にされたそうです(゚o゚;;
前田高地では日米双方大きな被害が出たようであちこちに常にふたつの言語で説明がありました。

 そこまで有名な観光地というわけではないので、来客は多くはないですが、アメリカの映画の舞台ということでアメリカ人らしい観光客がちらほらいたように思います。

 地元のボランティアガイドとツアー客がいたので横からこっそり聞いてみると、この浦添グスクは首里城の前に琉球を統一したと言われている中山国の中心だったようですね。 


東シナ海が近い

 高地からは北以外三方の海が見渡せ、まさにこの沖縄本当の中心地ともいえなくない場所だなぁと思いました。

 少しずつ、沖縄の歴史や地形がわかってきた、そんな気がしました(´-`).。oO

 つづく

 


いいなと思ったら応援しよう!