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誰もが自分のためには、頑張る

やっぱりみんな、なんだかんだ自分のために頑張るよね、という話です。これは元スタッフが独立するたびに毎回思う事です。独立した途端、「あら、そんな事もできるのね」「そんなに頑張れちゃうのね」となります。ただそれは決して、社員だった時が本気じゃなかった、というわけではないと思っています。無意識のうちに、みんなどこかで折り合いをつけているのだと思います。この給与で、この休みで、このやりがいなら、これが本気です、という状態。それが、自分でやる、となるとリミッターが外れて、本当に持っていた実力を出す、という感じではないかと。頑張って100%返ってくるなら100%の力が出るけど、自分でやったことに対して、80%しか返ってこない(会社や環境が手柄を差し引いちゃう)なら80%の力しか出ないんじゃないか、という仮説です。そう考えると会社のために頑張っているようで、自分のために頑張っている、という状態が作れれば一番いいですよね。それで思うのはスナックのボトル制度です。スナックのボトルって本当に高いです。その高いボトルを気に入ってる女の子に頼まれるとスナック好きな男の人はホイホイキープしたりしますが、あれは、喜んでもらいたくて、はあくまで口実で、ちゃんとみんな自分に自分でポイントを入れてるな、と思うんです。スナックの場合は、誰かのために落とした金額が「君のことをこんなに思っているよ」というメッセージになるわけで、そこには相手のために、はもちろんあるけど結局自分に加点されているからこそ回っている仕組みだな、と思います。仕事の仕組みも、わざわざ独立しなくても会社のいいところだけを利用して、本人にも100%返るような仕組みが作れないかな、と考えています。いろいろ調べてたら、外資系の生命保険会社とか、ネットワークビジネスとか、吉本興業のエージェント契約なんかがそういう仕組みを作り上げているのかな、と思います。飲食でも何かできないかな。

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