かき氷を食べながら
時間があったので、座るためにパフェを食べようと思い、メニューにかき氷を見つけ、衝動的にかき氷を食べている。
冷たいものが好きかもしれない。
一人暮らしの学生時代、スーパーカップのメロン味が期間限定で発売されていた。
一度食べあまりにも美味し過ぎて、10個以上買い溜めて、冷凍庫をスーパーカップだらけにしていたことがある。
メロンアイスで、スーパーカップ以上の物を食べたことがない。
一日三つ以上食べていた。
冬になると、フラッペを売りやめる店にイライラする。
まぁ売れないんだろうから仕方ないとは言え、冬は冷たい物より温かいものだろうという幻想にいつまで騙されているのだ。
身体にぶちまける訳でもあるまいし、夏でも熱いものは食べられるし、冬でも冷たい物を食べたいと思うこともある。
おそらくこの考え方はマイノリティなんだろうなと察してはいるのだが。
夏でも身体が冷えるからと冷たい物を食べない人間がいるが、私も痩せたらそうなるのだろうか?
少し前に水溜りボンドの動画で、かき氷の自動販売機が出ていて、懐かしく思った。
同じ自動販売機が、家の近くの銭湯にあった。
その銭湯で、湯上りに必ず買ってもらっていた。
古い物のようで、たまに「故障中」の札が貼られていて、悲しかった。
でも、次に行くとその札はなく、喜んで買ってもらった。
今の時代のかき氷のように、サラサラのふわふわではなく、家で安いかき氷機で作ったようなガリガリの、氷の塊がゴロゴロ入ってるかき氷。
氷の塊は冷たくて食べにくかったんだけど、それでも嫌いじゃなかった。
その銭湯も、いつのまにか潰れてしまい、かき氷の自動販売機は見かけなくなった。
今なら家でもふわふわのおいしいかき氷が食べられるけど、時折あの自動販売機のかき氷のことを、思い出す。
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