リセット症候群。はい。私です。

あの、ここからは、リセット症候群のお話をするのですが、正直な話、物心ついた頃からSNSが存在していた世代しかこの問題に関わらないでほしいです。本気に。
よくお茶の間TVショーで流れるのは、中年男性、中年女性がわっちゃかわっちゃか、あーだこーだ討論されてる訳ですけども、何にも刺さりません。人とのコミュニケーションツールが対話か電話のみの時代の方には、分かるはずがないんです。
いやまあ、同世代でもリセット症候群?理解できない!って方、いらっしゃいますけどね。

私は、21歳の時リセット症候群を発症。
詳細はというと、snsアカウント全消し。
LINE全消し。
です。
その時の心情は、ぶっちゃけ覚えてません。
衝動?発作?に近い感覚でした。
やった後も、清々しいという気分ではなく、
ぼーっと呆然としてました。
今思うのは、そうしなければ居られない精神状態だった。としか説明がつかなく。

誰かはキャパオーバーだと書いていました。
うん。本当にその通りだと思います。

人それぞれsnsの向き合い方にも個性があって、
フォロー数=繋がりと捉える人もいれば、
フォロー数=ただの数値と捉える人もいて。
思い出日記にする人、承認欲求の正念場に感じる人、自己表現の記録をとる人。
投稿の思惑を全く考える人もいれば、考えない人もいる。
それが、学生時代の延長線上で続いていくのが、私には合わなかった。
本当、それだけなんですよね。

やっぱり消してみて気付くことは沢山あって、あの時どうしてあんなに恥ずかしい文章と写真を載せたんだろう。みたいな事は、今でも突然思い出しては、黒歴史劇場に入り込みます。

よく、消した後また戻る人もいるらしいです。
それも英断です。
猫がふらーっと家出して帰ってくるみたいな。
まあ、人間は猫ほど可愛くないから、
「何あいつ心配かけやがって、のこのこ戻ってきやがって」
とか思われる方もいるでしょうけど、
離れてみて、やっぱりどうしても必要で、戻ったということは、心に留めておいてほしいなと。
私は出戻りする気配ないから分かるけど、
相当な勇気がないと無理よ。
一度離れたいと思ったところに、また戻るなんて。


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