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TABIPPOコーヒーゼミ / DAY2 : コーヒーがもっと楽しくなる旅のススメ

今日は参加しているTABIPPOコーヒーゼミの2日目

「コーヒーがもっと楽しくなる旅のススメ」ということで

沖縄でコーヒー屋さんを経営している旅するにこいちさんと

珈琲ラジオを配信している新里龍海さんによる講義でした

旅慣れたお三方のお話はとても刺激的で早く次の旅に出たくなりました~


旅するにこいち(VIVA LA COFFEE)

沖縄の読谷村でVIVA LA COFFEEというコーヒー屋さんを営んでいる旅するにこいちさん


個人的にお2人が各国で撮られたWEDDINGフォトが大好きです


世界一周旅行をしながら世界各地のコーヒーを巡ったお2人からは

その土地ならではの飲み方をたくさん教えてもらいました


土地ならではの飲み方


たくさんある中でも興味深かったのはメキシコの鍋出しコーヒー

鍋でコーヒーを煮詰めたものを布で濾して飲むそう

めっちゃ雑だけど、、、


キューバのエスプレッソも魅力的で

エスプレッソを注文すると横に葉巻が添えられているらしい

さすが葉巻の有名な国、土地ならではだなと感じる


あとはウクライナの地下で飲んだ表面のミルクををバーナーであぶったコーヒー

エンターテイメントを楽しむのにはよかったけれど、味はイマイチだったらしい(笑)


イタリアやコロンビアでは、適当に淹れられているように見えるのに

めっちゃおいしいコーヒーにも出会ったそう


世界で一番おいしいコーヒー


世界中のコーヒーと出会ってきたお2人が始められたコーヒー屋さんは

ブラジル訪問時に修行を積んだ、トミオフクダの農園の豆のみを使っている

2人が世界一周してたどり着いた最高のコーヒー



その中でも今回いただいた豆はドライオンツリーという種類

ドライオンツリーとは
樹の上でコーヒーの実を乾燥させてから収穫する栽培方法。
コーヒーの実をカラカラに乾燥するまで樹上に残し、最大限まで栄養分を吸収させることでコーヒー豆に甘みが凝縮される。
(VIVA LA COFFEEさんのHPより)

私は今回初めてドライオンツリーを知ったのですが

飲んでみるととげとげしさが全くなく、穏やかで優しい甘みの広がる味でした


コーヒーは最高のコミュニケーションツール


旅するにこいちのお2人にとってコーヒーは

「旅での最高のコミュニケーションツール」

いろんな国で出会った人たちとコーヒーを飲みながらお話をしていたそう


旅の必需品


そしてコーヒー旅での必需品は2つだけ

・グラインダー
・ネルドリップ

これさえあれば荷物はかさばらず、どこでも新鮮なコーヒーを楽しめる

私も次の旅には必ずグラインダーとネルドリップを持参しよう!


新里龍海(珈琲ラジオ)


某大手コーヒーメーカーで焙煎士を務める龍海さん

Podcastで珈琲ラジオを配信していたり、コーヒーコミュニティを開いたりとかなり精力的に活動していて

自分でお店をしていないからこそ、言いたいことが言えるという立場で発信をされている

とにかくコーヒー愛がすごい


おいしいコーヒーとは


基本的にコーヒーの美味しさは以下の3つの要素で決まると言われている

生豆 60%・焙煎 30%・抽出 10%

龍海さんの考えではこの3つの要素に

いつ、どこで、だれと、どんなふうにというエクスペリエンス(経験)

がかけ合わさっておいしいコーヒーになる

つまり、

おいしいコーヒー=(生豆 60%+焙煎 30%+抽出 10%)×エクスペリエンス


かけ合わせるエクスペリエンスがどんなに素敵なものかによって、

おいしさも何倍も変わってくるということになる


旅するにこいちの2人がイタリアやコロンビアで出会った、適当に淹れられてるのにおいしいコーヒーも

旅の経験が隠し味になっているのかもしれない


確かに、私自身もおいしかったな~と思うコーヒーって

特別な経験をした時のものが多い


ジャコウネコのう○こを実際に見た後に飲んだコピ・ルワク


出産前最後の旅行で飲んだコーヒー


室戸岬で夕日を見ながら淹れたコーヒー

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おいしいコーヒーはその時の体験と深く結びついている


おいしいコーヒー体験をするために必要なもの

1.データベース作り
2.過去の経験と結びつく


データベース作りに最適な「旅」

データベースは
・産地による味わいの違い
・飲み方のスタイルの違い
・焙煎、抽出、品質
・カルチャー
の4つを知ることでできあがる

これらを実際に学ぶには旅の中でコーヒーを飲むのが手っ取り早い

例えばグアテマラ

マヤ民族はカフェインをあまり好まず、かなり薄いコーヒーを飲む文化があるそう

こういったことは日本にいるだけではなかなか経験できないし、知ることができないスタイル、カルチャーである


過去の経験と結びつく


特徴的な過去の経験が結びついたコーヒーはおいしいコーヒー体験として記憶に残る

龍海さんの場合、キューバで飲んだたった2円のコーヒーや、暗室のラボにこもって頭がおかしくなるくらいカッピングした経験などなど...


私も最近、旅をしながらのコーヒーが飲めていない

そろそろ旅に出たい


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