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美しいと感じること、宝物、手を合わせたくなる瞬間

大切なものをたくさん見つけた。たくさん感じた。

ずーっと昔に撮ってもらった写真。自分でも美しいなーと感じる写真で大切にしたくて大切にするがあまり、いつのまにか、なかなか目が留まらないところに保管されていた。何歳の頃なのか今すぐ思い出せないけど、リフレクソロジストの資格を取りサロン勤務を経て、常連の方に声をかけられてサロン立ち上げに関わりその後独立。独立した頃の私。高級車を扱うお店のイベントでリフレクソロジーをした時の写真。たぶんプロのカメラマンが撮ってくれた写真だと思う。バックに赤と青の車体の色が入っていて彩を加えている写真。キラキラしててほんと美しい。何が美しいんだろう。顔がちゃんと写ってる訳でもない。でも何年経ってもこの写真を見る度に美しいなーって感じるのは確かなことで。人は何に美しさを感じるんだろう。何か1つだけのコレ!って言えるものではなくてその写真全体から伝わるものがあるんじゃないか。昨日、友人に写真を送った。母が作ったストールみたいなやつを『こんな感じになったよー』ってのをお知らせしたくて撮った写真。それを見た友人から「似合ってるね!」ってメッセージが届く。写真を撮った時の顔がなんかお疲れモードだったから首から上を切り取って送った写真だったのに。笑。いったい何を見て、何を感じて、似合ってるってなったんだろう。きっと私の顔を友人はイメージしてくれてるんだろうなーって思ったりしたけど興味深い出来事でした。今日でてきた昔の写真を美しいと感じることと、なんかリンクしているような気がしてる。

写真はワインの箱に入っていて、そこからワラワラと出てきた宝物たちがある。キャーー!ってキモチがあがってときめく感覚とはちがうものの、むくむくと内側でよろこんでいる感覚がある。そうそうコレコレ!みたいな。私が美しいと感じるものたち。本当に愛おしい。ここでまた戻るけど、何に美しいと感じるんだろう?みたいな視点が働きだす。今なら今までとちがったことを思いつくような気がしていてニンマリするも言葉にしたいような言葉にしたくないような・・・宝物ってそういうものなのかもしれない。

そのあとで隣の部屋に行ったら気になった場所があって。気になるものたちに手をのばしてみた、、うっすら埃がつもってて。その埃をフーーッて吹き飛ばしたくなって窓を開けた。外は雪がふってて寒いんだけど、なんだかキモチいい。気になった場所にあったものたちにひとつひとつ触れていたら、これまた宝物の感覚がやってきた。そうそうコレコレ!美しいなぁ、大切にしたいなぁと感じるものたちがワラワラと。どちらかというとココにあったものたちは、私の触覚を満たしてくれるものが多かった。触っててキモチいい、大切だなーって感じるもの。本もKindleで読むのがしっくりこなかったり、本もハードカバーよりも柔らかくしなる(撓る)ソフトカバーの方が好き。装丁が紙の質感をあじわえるものだと尚更うれしくなる。海の向こうで人の手で一枚一枚印刷した表紙のノートとか、私が製本したノートとか、リングで閉じてあるノートとか、見た目はノートなんだけどひらくと切符とかレシートとかを入れるポケットがついてるページだったり、透明のフィルムで窓ができている封筒みたいなのが閉じてあったり、、なんかそーいうのが好きなんだ。これまた宝物感があるなぁ。

そうそう、ここで思い出した!黒い紙のノートがあったなぁーと思って探してたんだった私は!!それを探そうと思って立ち寄った場所場所でいろんな宝物たちが出てきたの。あるものを描くのに白いペンを使いたくなって、白いペンが見えるのは黒い紙じゃん!てなって、それで探してたんだった。笑。やっとふりだしに戻れた。フッと思いついたことに対して動いてみたら思わぬ体験や発見が待っててくれた。他にも自分の中で温めいてたことに最後のひと押しとなるようなアイデアも湧いてきたり、ほんの10分くらいの時間におさまる出来事だったけど、今の私に届けられたパワフルなギフトだったなぁ。

今日はzoomで講座を開催していて、今までとちがう自分を感じられたし何かがムクムクと動き出し始めている感覚を得られた日だったな。そろそろ冬眠から覚めて動きだす時期なのかもしれないな。外は雪。ストーブの上のやかんが沸騰している音が心地いいリズムを奏でている。あ、今日は灯油の配達日でまた一缶玄関先まで運んでもらった。いつもいつも本当に本当に有難いなぁと感じる瞬間。手を合わせたくなる。今日はそんな瞬間が何度も立ち現れてくれた。

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