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ム二 muni
2018年12月18日 03:17
塔の上で彼は待っていた運命が沈むのを塔の上で生まれた彼には友だちがいない塔の上で話した偶然の世界を彼には塔の上がすべて夕陽は止まり彼を照らし続けるそれを上から眺める人パノラマの中の彼を悲しむはカタルシス彼には夕陽は悲しみでしかないそれを見てる人は夕陽は彼でしかない #詩
2018年12月18日 00:54
たばこを ひとふかし ふたふかし。マレビトは朝もやの中に立っている微かな眠気と瞼を刺す朝日いっそうたばこが美味しく感じる。彼は風の中に自分をみた風の精気と自分の精気がまじり北へとんでゆく。彼は風を信じていた。漂う風に身をまかせて行方をきめるそれはだれよりも彼が風だからなし得ることだった。 #詩