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星をえがく理由

3年前のいまくらいの時期

きゅうに、絵をかきはじめた

小学生のときは

図工がすきだったし

中学生のころはノートによくらくがきをして

教育実習生の先生に、

ひとり一言別れ際に渡されたメッセージが

【可愛い絵描きさん】だった

そんなふうに

なんとなく、絵はごくしぜんに

すきとも認識しないくらい、えがくものだったけれど

美大にいったり、どこかで

学んだりしたものではない

なんとな〜く

チラシを手描きでつくったり

工作したり。そんなことはしていたけれど

それが

2017年の秋、いきなり

描きはじまった

そのころ、地元の仙台にまだ暮らしていて

東京で人が集まって催しの約束をしたのだけど

とてもじゃないけど

人と、会える感じでなくなってしまっていた

うまく理由はいえないけれど

時たまやってくるそれは

ひとりこもりこもって

ひたすらじぶんと向き合う。というトキ

その約束を惜しまれなも、断り

ひとり部屋にこもっていた

書きながら思い出したけれど

その、すこしまえに、えがこう。とした

タイミングがあった

当時、結婚をしていて

そのときの旦那が治療院をしていたのだけれど

それを閉じることになり

その場で、まだなにかわたしが、やることがある。

そう感じたときに浮かんだのが

銀河の絵をえがくことだった

やったこともないのに

木の板をかってきて

紙をはり

おおきなキャンパスを用意した

用意はしたものの

なかなかえがくことができずにいたのだけど

その、こもっている

期間に小さな絵からかきはじまったのだった

たいせつな、人への手紙の

便箋やポストカードをえがくところからはじまった

星ぼしがちりばめられていて

つぎに、たいせつな仲間たち

ひとりひとりの、その【感じ】をイメージした

色で、まあるをえがいた

やっぱり星ぼしが、輝いていた

星をえがく理由。という

タイトルでかきはじめたけれど

じつは、わたしも正直なところ

その理由はわからない

あとづけすれば

いろんなことは、いえるけれど

描きたいから。とかこうだから。ということを

こえて

ごくごく、しぜんに、えがくもの。

そんな、かんじが、いちばん

正直でしっくりくるところ

きのうも、描いている様子をみていたひとが

たのしいんだ?ときいてきたけれど

たのしいことはたのしいけれど

たのしいから、えがく。というのともちがう

これまで

おむすびを結んだり

ちゃぶ台をいろんなところへもっていって

みんなで食卓を囲んだり。ということをやってきたけれど

これも同じく、理由をきかれても

うまくこたえられなかった

みんなを結ぶ。とか食卓を囲むことで〜とか

やっぱりあとづけすればいろいろいえるけれど

なんか、手がおむすびを結ぶかんじだから。

ちゃぶ台を広げるかんじだから。

(結びたい、ひろげたい。といっていたかもしれないけれど

正確には、【感じ】のほうが、しっくりくる)

やりたい!!!というのともまた、ちがかった

(むしろ、食卓をかこむのは嫌なことだった)

結果的に

えがかれた絵は、美しくて

じぶんでも、はわ〜♡となるので

じぶんがいちばん、得をしているのかもしれない

おむすびを結んで【美】味しいものを

食卓をつくり、みんなの笑顔やその和やかな空気を

星をえがいて、美しい景色を

ただ、美しいものがみたくてそれをしているのかもしれない

それと同時に

わたしがテーマにしている【結びのまほう】

...じぶんで在ることが、まほうになる。

ただひたすらに【じぶん】で在りつづけ

そのじぶんが感じるままに生きたとき、

感じるままに表現したとき

それがしぜんに、だれかやせかいへのまほうになる。

それを

じぶんじしんが見たくって、体感したくて

理由もわからない、それを

描いているのかもしれない

むかしは

真っ当な理由をいわなくちゃ。とか

おもっていたけれど

いまも、むかしも変わらない。これが

わたしなのだなあ。とかんじたので

つづってみた

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