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♪♪~(2023/06/23)

副業のほうが全然終わっていない。終わっていないのだが息抜きに書かせてくれ~~。

レッドブルー読んだ~~~~。めっちゃおもしろいよぉ~~~。

先に掲載サイト(アプリ)を載せておこう。
サンデーうぇぶリ
マンガワン
DMMでは単行本2巻まで期間限定で無料
DMMの無料分が一番ストレスフリーで読めると思います。

買っちゃった♪

「一発殴りたいやつがいる」という理由で総合格闘技を習いはじめるいじめられっ子で喘息持ちの男子高校生、青葉の物語だ。こうやって書くと「おっ!格闘技を通した成長物語か?!」という王道ストーリーを思い浮かべる人が多いだろうが、まったく違う。青葉の性格が気持ち良いくらいに「筋が通っている陰キャ」なのだ。
一発殴りたいやつというのが同級生の拳心。彼は持ち前の前向きさ・上昇思考・身体能力の高さ・家庭環境も相まって総合格闘技界の寵児と言われている。未来の展望を多分に期待され、本人もその未来を信じて疑わず、周りからのプレッシャーなんてものともせずに総合格闘技界に身を置いている。
特徴を列挙していくと、拳心こそが「主人公」という感じなのだが彼には決定的に共感能力が無い。自分自身の「独善」を「良い事」と考え、疑わない。なので拳心は無神経にも「夢が無いって空っぽじゃん」と青葉に言ってのけるのである。夢があることはいいことで、夢に向かって頑張る事はいい事で、明るい事はいい事で、みんなと仲が良いことはいい事。
青葉は喘息もちで長く自分の体が思い通りに動かず、多感で多動な小中学校時代を静かに過ごすしかなかった。青葉はそんな自分を「虚弱で病弱で貧弱で暗くて夢もなくて何が悪い」と思っている。なので、心身ともに健康で何も問題が無い人たちの「良い事」に対して強い反発があり、それを押し付けてくる拳心が嫌いだ。
1話の最後で青葉は拳心に伝えるのだ。「君の事が苦手だった。だからどうしてもこの手で一発殴りたくなった」、と。拳心は青葉の言葉にショックを受けるものの、そこまで気にした風ではなく、むしろ青葉の意見を肯定的にうけとめる。
「俺を殴りたいか…でも、それって」
「”夢”みつけたじゃん!」(^_-)👉
…うん、やっぱり大嫌いだ)
こうして「大嫌いなやつを殴るために総合格闘技を習う高校生の物語」が始まる。

これね~~~。ほんと、1話35p中22pまでは「いじめられっ子が助けてくれたヒーローにあこがれて総合格闘技始める物語か~~?!」って思いながら読んでたんだけど、所どころで「憧れ」とは違う意味深な描写が差し込まれてて「これはいったいどういう表情なんだろ?」って思って読んでいたら、これよ。
これこれこれ!
この世に生きとし生けるポジティブ教の人に読んでもらいたいね。
ネガティブな事を「慎重」とか「思慮深い」とか別の視点を提供してくれるのはありがたいんだけど、別にねぇ、そんなのいらないのよ!ネガティブな性格は「ネガティブな性格」以上でも以下でもないのよ!それでいいの。

あと、抜群に絵がうまい~。絵が上手すぎる!!!
格闘技漫画やスポーツ漫画はリアリティや説得力を出すために一定以上の画力が求められると思うのだけれど、総合格闘技は「打・投」以外に「極」(関節技)が出てくるので、人体デッサンが出来てないと「これはいったいどういう状態なんだろ…?」ってなってしまうと思うのだが、それがない~~。臨場感がすごいのだ。
6巻まで一気に読んでしまった。

続きが楽しみだな~。


この漫画を読んでてアニメ「少女革命ウテナ」の「20話 若葉繁れる」と「23話 デュエリストの条件」を思い出した。この下に1000文字くらいこのふたつの感想を書いていたんだけど収集つかなくなったので終わりにします。

感想かくといっつもこうだ。

尾張


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