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ミュージックソムリエの「今日なに聴こ?」vol.23 ダイジェスト文字起こし

ミュージックソムリエの阪口マサコが配信しているstand.fmの番組「今日なに聴こ?」noteでは配信内容の一部を文字起こししてご紹介しています。
もっとたくさん聴きたい方は、ぜひ配信をチェックしてください。

ミュージックソムリエの阪口マサコが今日聴きたい1曲をセレクト。日常の雑談トークの流れに始まり、その楽曲のストーリーや魅力を伝える、Stand.fmの番組です。

関西弁でゆる〜くお届けしています。
気分転換したい時や、ちょっと時間が空いた時に是非お聞きください。

今年の2月3日からスタートして半年、ちょうど30回目。
本編vol.23はこちらからお聞きいただくことが出来ます。
「音楽は出会った時が"その時”です!」

古い音楽でも新しい音楽でもいつだってその人にとっては新しい音楽だということが言いたくてお話しします。
先日、この番組にてMilton Nascimento(ミルトン・ナシメント)のTravessia(トラベシア)をご紹介して、その際にレターをいただいて、nokkoが歌う「Travessia」というのがあるというのを教えていただいて、そのやり取りから、Milton Nascimentoのカバー曲を次々聴いていこうという企画にもつながりました。

そして、nokkoの「Travessia」はムーンライダーズの曲が元になっていたとか、ルーツを遡ったり降ったり、聴いていくのはとても楽しいですね。

もう一つ、

2年前の2019年に亡くなったニューオリンズ出身のミュージシャン、Dr. John(ドクター・ジョン)『Gumbo(ガンボ)』(1972年発売)。彼の作品の中でも代表的なアルバムで、ロックシーンにニューオリンズ旋風を巻き起こしたアルバムとも言われた彼の代表的な作品。

3年前位に初めて聴いたアルバムで、その中から「MESS AROUND(メス・アラウンド)」という楽曲をご紹介。

このフレーズ、どっかで聴いたことあるぞ?
後でわかったことですが、BO GUMBOSの『BO&GUMBO』に収録されている「見返り不美人」という曲でした。

彼らはニューオリンズの楽曲に随分と影響を受けているグループで、キーボード・ギター・ボーカルのDr.kyOnさんは、Dr. Johnからとってますよね。

そしてその「MESS AROUND(メス・アラウンド)」という曲も実はカバー曲で1950年代のRay Charlesがオリジナルです。
詞曲は、数々の名アルバムを生み出したR&Bの名門レーベル、アトランティックレコードの創設者、Ahmet Ertegun(アーメット・アーティガン)。

こうやって繋がりを辿って聴いていくのは音楽沼にハマっていくような感じですが、こうした出会いが待っていると思うのでお勧めです。

是非、番組を聞いていただいて、番組宛、感想などもお寄せください。




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