見出し画像

伸びやかな高音が胸を打つ、アシッド・ブラック・チェリー VS キラキラ夢心地のサウンド、トミー・フェブラリー

こんにちは!

『音楽のかからない音楽番組』、今月分をアップしました!

この度、くわっちがポッドキャストを設定してくださり、番組をポッドキャストでも聴けるようになりました!

◆ Stand fm はこちら

Anchor はこちら

そんなわけで冒頭は、くわっちと私がポッドキャストの話で盛り上がりました!

今回、初めて Spotify をスマホにダウンロードした私。最初の1週間はお試し期間ということで、無料でフルの機能で聴き放題なんです!

それで、ワー・キャー言いながら毎日聴いていたのですが、、なんだかラジオっぽい音質だと感じるようになりました。

You Tube だと動画があってうれしいのですが、逆に、動画に意識が向いてしまいます。

けれど、Spotify だと音だけに集中できる。

ただ、それだけでもなさそう。

なぜなら、、、

最近、私が好きなオリジナル・ラブの「ブロンコ」という曲を Spotify で聴いていました。

90年代の曲で、当時のオリジナル・ラブは、いい意味で、大地の砂が舞うような香りがするサウンドを奏でていました。

私は「懐かしいなぁ」と思いながら、オリジナル・ラブの「ブロンコ」を聴いていたのですが、、

なんと! 私の目の前で土けむりが舞う状況が思い浮かんだのです!

Spotify がアナログっぽい音に聴こえたからでしょう。

もしかしたら、Spotify はマスタリングで音を調整してるのかな?

そういえば、山下達郎さんもラジオでかける曲は、ラジオから最高の音で聴こえるようにご自身でリマスタリングをしていると、くわっちは言います。

番組冒頭はそんな話をしました。

私もただワー・キャー言いながら聴いていただけでななく、マスタリングなどのことも考えていたのです!

〈 ORIGINAL LOVE,  ブロンコ 〉

いよいよ本題の曲紹介、くわっちから紹介します。

今回、私が Spotify で喜んでいたのもあって、くわっちも Spotify で久しぶりに見つた曲。

それはズバリ、

Acid Black Cherry(アシッド・ブラック・チェリー)の「恋一夜」。

アシッド・ブラック・チェリーは、ヴィジュアル系ロックバンドの Janne Da Arc(ジャンヌダルク)のボーカリスト・yasuさんのソロプジェクト。

そして「恋一夜」は、工藤静香さんのカバーで、2008年5月にリリースされたカバーアルバム『Recreation』(レクリエイション)に収録されている曲です。

さすがくわっち、すごいところから持ってきました!

このアルバムで yasuさんは、久保田早紀さんの「異邦人」、中森明菜さんの「スローモーション」など、70年代〜80年代のJポップをカバーしています。

どれもお勧めですが、「異邦人」のカバーもくわっちによるお勧めです!

〈 Acid Black Cherry,  異邦人 〉

それで「恋一夜」ですが、工藤静香さんといえば、くわっちや私の世代からすればトップアイドル。

しかもその代表曲である「恋一夜」を、yasuさんが見事に歌い上げていることを、くわっちが語ります。

ビジュアル系ロックバンドということもあり、かなりパンチの聴いた歌い方をしていて、原曲の工藤静香さんもかなりパンチが聴いているのですが、そのさらに上を行く歌い方なのです。

「ビブラートもなく、まっすぐ伸びやかやかな高音で直球勝負とう歌い方をされている、そこに私グッと心をつかまれてしまいました!」

くわっちが絶賛します!

このアルバムは特設サイトがあって、yasuさん自身が直接解説されています。

〈 アルバム『Recreation』の特設サイト 〉

特設サイトのコメントによると、、

恋一夜はそのアルバムのディレクターからのリクエストだったようです。
yasuさんご自身、80年代の歌謡曲にとても影響を受けている方。

楽しくカバーできたそうですが、工藤静香さんのようなビブラートが表現できなかったのが残念だとコメントされています。

しかし、、、

くわっちに言わせれば、、

「ビブラートはいらない!」

ということです。

もう十分アシッド・ブラック・チェリーの曲になっているからです!

「ビブラートはなくてよかったです。Yasuさんのこの歌い方だからこそよかった!」

工藤静香さんのことを知らない若い人が先入観なく聴いたとき、、

こんなまっすぐなかっこいいパンチのある歌い方だれだろう?

と心に響くと思います。

また、アルバム全体を通して、アレンジが素晴らしい!

yasuさんならではのロック感があって、声をはりあげたり、シャウトぎみだったり、アレンジの厚さがあるからこそはえる。原曲より重くヘビーなアレンジ。

ドラムスのドンドンドンドンというお腹に来るような響きが際立っている。

「どうして私、こんなに耳なじみのある曲ばかりなんだろう?」

とくわっちは思ったのですが、、

なんと yasuさんはくわっちと同じ1975年生まれだったのです!

なるほど! 子どもの頃聴いてきた歌謡曲が似ているからこそこんなに共感できるんだ! とくわっちは気づいたそうです。

そんな素晴らしいアシッド・ブラック・チェリーのカバー曲。

ぜひ、お聴きください!

〈 Acid Black Cherry,  恋一夜 〉

次に、私の順番。
私が紹介するのは、

Tommy february6(トミーフェブラリー)の「je t'aime ★ je t'aime」(ジュテーム ジュテーム)。

この楽曲は、2003年2月にリリースされたシングル。

なぜこの曲を持って来たかというと、、

最近気づいたのですが、9ヶ月前にトミーフェブラリーやブリリアント・グリーンのオフィシャル You Tube が突然大量にアップされたからです!

一体何があったんだソニーミュージック!

(ブリグリ・デビュー25周年に合わせたアップみたいでした)

トミーフェブラリーこと、川瀬智子さんはブリリアント・グリーンのボーカリストとして活動していましたが、ソロプジェクトと始まったのが、トミーフェブラリーとトミーヘブンリーです。

ロックバンドが好きな私にとって、ブリリアント・グリーンのクールでアンダーグラウンドなサウンドは、まさにストライクゾーン。

当時、CDを購入しては、よく聴いていました。

が、、、

トミーフェブラリーとして、ソロになった川瀬智子さんの楽曲を聴いて私は驚きました!

とくにこの「ジュテーム ジュテーム」。

なんてキラキラした楽曲なんだ!

ブリリアント・グリーンの音楽性とあまりにもかけ離れている!!

これまでは、クールな川瀬智子さんのイメージがありましたが、こんなキラキラした音楽性を内に秘めていたのか! ということが分かり、微笑ましい気持ちになりました。

というか、曲がいい!

80年代をほうふつさせるようなキラキラしたシンセサウンドでありながら、単なるオマージュではなく、川瀬智子さんのセンスのよさがいたるところに散りばめられている。

しかも、いい意味で、川瀬智子さんのゆるーいダンスがやみつきになる!

なんてセンスがいいんだ!

そんな話で、くわっちと2人で盛り上がりました!

川瀬智子さんのセンスのよさが全開のオフィシャル You Tube をぜひご覧ください!

〈 Tommy february6,  je t'aime ★ je t'aime 〉

というわけで、今回、

一見すごい組み合わせに見えますが、、

80年代の歌謡曲を見事にカバーしたアシッド・ブラック・チェリーと80年代のシンセサウンド満載のトミーフェブラリー。

実は80年代という共通点がありました!

しかも、どちらもソロ・プロジェクト。

さらに、、

yasuさんも川瀬智子さんも、くわっちと同じ1975年生まれなんです!

おふたりとも、子どもの頃に聴いていた80年代の音楽に想いをはせながら、歌われたのでしょうか。

なんだか感慨深いです。

というわけで、

詳しくは番組をお聴きください!

◇ You Tube

◇ standfm

◇ anchor


■ 執筆者 : 松岡 学






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?