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「やることがいっぱいで大変」

実家の母に電話をしたら声には張りがあって元気そうなので安心はしたけれど、今日は疲れたそうで「もう早く寝な」と伝えた。昨日母は遺族年金の手続きで車で1時間くらいのところまで行ったらしくて、その途中で父とよく行った海沿いの場所を回ったりした、けど雨がだいぶ降っていたので海が見えなくて残念だった、と言っていた。

状況は遅々としていながらも少しずつは進んでいる。「今日は〇〇をした」「今日は〇〇を捨てた」と、母は電話口で言う。僕も今日は今日なりの仕事を進めた。娘に学校で何かしらを学んだと言っていた。

「やることがいっぱいで大変」と言っている母を思えば、そうやってやることがあるのが大切だ、と思う。やること無くなってぼうっとしている方が落ち着かない。それを母自身もわかっていて、なにかしらやることをやっている方が性分に合っているということかもしれない。

明後日また実家に帰る予定で、1週間ぶりに帰省する実家の様子は大きくは変わっていないだろうけど、何かが変わっているかもしれない。もし変わっていることがあるとするならば、そのことに敏感でありたいと思う。それがたとえ些細な変化であったとしても。

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