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天候は予想を外れて沢山の雪が降った

天気予報では都内にここまでの雪が降るとは予想されなかった。といったことを天気予報士が言っていたのをちらっと聞いたのを覚えている。朝歩いていると溶けかけた雪道が歩きにくくて、当たり前のように歩行ができる普段がありがたく思われた。

数日経ってすっかり雪が無くなり、それでも道端の植え込みに雪が残っているのが目に入って「そうか雪が降ったんだな」と、それで思い出す。雪が無くなったらもう、歩くのが大変だったことも忘れるだろう。そんな風にしていろんなことを忘れてしまうが、忘れる前に書き留めておければと思う。

このnoteは、2020年に父が亡くなったのちに始めた「父がいなくなって後」の「その後」。父の死以降に書いたものはとりあえずはマガジンとしてまとめておきたい(その作業は少しずつ進めていく)。


父が亡くなって1年半が過ぎた。その後にはいろんなことがあったが、慌ただしく過ぎてゆく。かつて日常と呼ばれたものはすっかり遠いものになっており、非日常と日常が裏返っている。

当たり前は揺らいだ。揺らいだまま揺れっぱなしだ。そんな場所から再び書き始めることとする。2022年がはじまって、忘れてしまったこともたくさんで、これからのことも長い目で見ればほとんど忘れてしまうだろうが、とりあえずは踊り続けることにする。


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