芸能マネージャーの贈る業界仕込みの『アーティストと事務所の関係』(プロダクション 編)
こんにちはmusicmannです!!音楽ビジネスの2回目です!!
こんな会話よく聞きませんか??笑
「三代目J Soul Brothersって、エイベックスでしょ??」
「えっ!!LDHだと思ってたけど!!!」
僕がカフェで仕事をしている時、電車に乗っている時、街を歩いている時、実際によく耳にした会話です!
今回はそんな疑問を整理してわかりやすく説明してみたいと思います!!
前回の「著作権ビジネス 編」で次回はレコード会社のビジネスを書きます!と言いましたが、今回は「プロダクションとアーティストとレコード会社の関係とマネージャーのお仕事」から書いてみたいと思います。
実際に働いている人のこの手の話って意外と少ない気がするので是非読んでみてもらえたら嬉しいですね!
今回のnoteは、
・業界人風に詳しい顔して女の子を口説きたい人
・アーティストのマネージャーを目指している人
・アーティストビジネスに興味がある人
は是非読んだ方が良いかと思います。
それでは、今回の目次です。
【目次】
・プロダクションと事務所って違うの??
・プロダクションの役割って!?
・レコード会社との関係は!?
・契約金ってどんな意味があるの!?
・アーティストマネージャーとタレントマネージャーはどう違うの!?
・どうしたらプロダクションに入れるのか!?
<プロダクションと事務所って違うの??>
これもよく聞く質問ですね!!
実は答えは、、、
同じ意味です。笑
『プロダクション=事務所=マネジメント』
同じ意味で使います。
よく実際の会話は、
「西野カナってマネジメントどこだっけ??」
みたいに使います。
意味は、
「西野カナはどこの事務所(プロダクション)に所属しているんだっけ??」
です。
「なるほどなるほど!」と声が聞こえてきますが、そもそも事務所って何をしているところなのでしょうか??
次に見ていきましょう!
<プロダクションの役割って!?>
プロダクション=事務所=マネジメント
が、何をしてくれるかというと、文字通りビジネスのマネジメントをしてくれる会社です。
そのマネジメントしてくれる人をマネージャーと言います。
なので、マネージャーはプロダクション(事務所)の社員になります。
アーティストのマネジメントであれば、ヒットアーティストになれるようにマネジメントをしてくれます。
たとえば、某プロダクションのマネジャーが、某雑誌のモデルオーディション中にモデル志望の子が審査過程で歌っている姿をみて、「これはアーティストでいける!」と思ったら、本人に自分のプロダクションに所属するよう説得し契約を結びます。
その後、プロダクションは必要なレッスンを受けさせ、と同時にレコード会社へ売り込みをします。
なぜ、レコード会社に売り込みをするかは次の「レコード会社との関係は!?」で書きます。
ここで、マネージャーのお仕事についてまとめてみます。
・アーティストの原石を探してくる
・本人と話し将来どういうアーティストになりたいかプランを描く
・そのプランを達成するために必要なレッスンや学習を受けさせる
・所属レコードを探す
・本人のスケジュールの調整
・本人の心身の健康のサポート
マネージャーは世間から付き人的なイメージがあるかもしれませんが、実際は「アーティストのビジネスパートナーとして、そのアーティストをどういうブランディングで売り出し将来どういうポジションで稼いでいくのかを綿密に描いて、実現していくお仕事」です。
そして、売れる方が少ない世界でアーティストもアーティストを目指す人も不安が沢山あるのでそれを一つ一つ取り除くのも、時には厳しく叱咤激励をするにもマネージャーの大事なお仕事です。
ちなみにスケジュールをいれることを業界では「スケジュールをきる」という風に表現します。
それでは先ほどの「なぜ、レコード会社に売り込みをするか」を見てみましょう!
<レコード会社との関係は!?>
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