名曲747 「時代が泣いている」【新井正人】[機動戦士ガンダムZZ]

ーーああー時代が泣いているーー

時代が泣いている

時代が泣いている - YouTube

 「機動戦士ガンダムZZ」は、申し訳ない。全然内容を知らないのである。ガンダムシリーズはちょくちょくこのnoteで取り上げているのだが、総じて見たことがない。「アニソン好き」の悪い部分がそれである。見てみようという気はあるのだが、どうも本腰を入れて見るほどの精神状態にならないのだ。昔から一話完結型が好きでして……。

 などと言い訳を書くより曲を紹介。新井正人の「時代が泣いている」だ。これは名曲を図形のグラフで表そうとすると、歌詞の部分でギュイーンととんがって伸びる。ここにはきっちり書けないので、じっくりと聞いてかみしめて、私と同じ感情になってほしい。押しつけがましい。

 夢を忘れた子供達、全てを忘れた大人達。この対比が痛いくらいに刺さるのだ。それを見てか、呆れたように「ああー」と言って「時代が泣いている」と。思わず私も「ああー」と言ってしまった。

 メロディーもなかなかテンポがよく、サビにグッと力を入れているさまがよく表れていて聞きやすい。これはアニソンという括りでなくても十分に評価されそう、というよりあんまりアニソン感がないか。

 しかしガンダムに詳しくない私なので、どのくらい評価されているのかわからなかった。そこで気になったのはYouTubeの再生回数である。「機動戦士ガンダムZZ」シリーズで比べてみたところ、どうやらこの曲はそこまで人気がない? ようだ。この記事を書いている時点で、「アニメじゃない~」は232万回、「サイレントヴォイス」は340万回再生されている。前者は同じ新井正人の曲だが、個人的には微妙だった。

 やっぱり私はずれているのだろうか。最近もまたちょっと悲しいカルチャーショックがあった。うーん、でもそれを気にしていたら、まさに時代が泣いているだろう。

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