名曲589 「ウルルンスター」[星のカービィ64]

ーー夏になると聴きたいBGM--

【星のカービィ64 ウルルンスター】

 最近になって『星のカービィ64』があのswitchでプレイできるようになった。我ら64世代にとってこれは熱い。私がカービィを知ったのもその作品だったし、小学生の当時にとってちょうどいい難易度のゲームだった。

 まあまあ、例によって昔話でもひとつ。

 まずはカービィの動かし方がわからなかったのを覚えている。当時は3Dスティックで動かすものという認識があったので、左の十字キーで動かすのには最初相当な違和感があった。同じ人も多いのではないか。コントローラーを手当たり次第に動かしてボタンをいじり、そこでようやく「ああこれか」とわかる感覚。子どもにとっては成長の一助になる。その経験を経て「わからなかったらとりあえずいじってみる」という感覚を覚えていくのだ(壮大)。

 続いてコピー能力。私はスパークカッターが好きだった。完全にライトセーバーなのだが当時はスターウォーズを知らず、ただただ憧れたものである。あとはバーニングバーニングで駆け抜けたり、スパークストーンで操ったり。ミックスのシステムはカービィのシリーズ全体でも画期的だったようで、私は以降の作品を遊んだときに物足りなさも感じたものである。

 ステージも。これはあるあるだが、やはり5-4が恐怖だった。あの一発で死ぬという危機感とただならぬBGM。殺意に満ちたロボットたち。あそこが正直ラスボスでもよかった気がする。それだけあのステージをクリアするのは大変だったし長かった。

 さてついに音楽に触れたい。今回紹介する「ウルルンスター」はみずみずしい感じがいっぱいの神BGMである。これを紹介するためにこのnoteではゲームBGMを対象にしたほどといっても過言ではない。

 3-1がいちばん好きなコースだった。それは半分以上、BGMのおかげである。もう、ただただいい曲なので言葉が見当たらない。食レポで本当に美味しいものは口数が少なくなるのと同じ原理である。

 余談だが、3-3は嫌いだった。あの例のクリスタル、これねえ、マジで大変だった。というかギブアップした。私の弟か従兄弟か誰かの情報でやってみたところ、「壁登れるの!?」とびっくり仰天したものである。それがなんと最後に取ったクリスタルなのだ。大変だったなあ。

       【今日の名歌詞】

なし

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