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これから本を読んでくださる方へ

嬉しいよりも、心配

3月27日(日)ザギンへ。

日比谷線の銀座駅降りたら「銀恋」が、間違って回転数を速くしたような超アップテンポで流れて、足スベりそうでした。
あまり聞かない、懐かしい曲です。懐メロ、駅メロ。

ヤマハ銀座店に自分の本『演奏不安、ジストニアよ、さようなら;音楽家のための神経学』を買いに行ったのでした。
オサレなとこで、緊張しますな。

まず2階のカフェへ。満席でしたが、運良く席が空いてゆったり座れました。
実演できるグランドピアノ、アコベ、ドラム越しにモニター見ながら、ケーキセットで至福のひと時🍰☕️


周りはキレイなお嬢さん達や、いかにもクリエイター系な若者たち。
壁には手にとって読める本が一面にディスプレイしてありました。
店員の男性たちは侍ヘア。反田さん効果❓

3階の書籍コーナーに行き、自分の本を探すも見当たらず。
新刊コーナーの平積みされてる本の中にはない。
てか、ほとんどヤマハの本じゃないか💢
音楽之友社のも少し。
本棚に立てられてる本の中、背表紙を見ながら探してもない。

ない…

カウンターに行って聞いてみた。
「演奏不安、ジストニアよ、さようならって新刊、ないんですか?」
店員さん、確認してくれました。


「今ありません。3冊入荷して、売り切れました」

マジ❓

どなたか知らないが、買ってくださったなんて。
しかし、期待して買って読んで、医学的なところは難しんじゃないか😨

ああ、どうしよう🥺
嬉しさよりも心配。。

なので、医学的な説明の付け足しやわかりにくいところは、この先このnoteに書いていきます。

本の主張と著者の思い

音楽家に起こる心身の不調は、本人が自覚しない精神的心理的負担からくる。
精神的心理的負担がキャパオーバーになって、症状となって表れた。
体の症状は負担がかかっていることの表れなので、もっと自分に優しくしようというのが、この本の主張です。

本のタイトルや帯の文言は出版社の方で付けられています。
帯には「自分を大切に、もうがんばらなくていい!」と。
この本の意図をよく汲んでくださっていると思いました。ありがたいです。

医学的な証拠がない内容もあります。
ポリヴェーガル理論での神経学は、神経学の研究の結果で論拠あるものです。
フォーカルジストニアや演奏不安など、音楽家に起こる病気の原因に関しては、医学的データが揃っている訳ではありません。

医学的な裏付けがなくても、確かだと考えられることは音楽家に届けるべきという思いから書かせていただきました。
すべてのことが、医学で解明されているわけではないし、これから先もそうだと思います。

読みやすくなるコツ

医学的な専門用語は難しくて読みづらいと思います。
でも、新しいことを学ばずして知ることもできないし、わからないことを理解することもありません。

読みにくい単語は、飛ばしながらでいいので読み進めてください。
同じ言葉が何度も出てくるので、繰り返していただくと慣れます。

自分がわかりやすい言葉や文字に置き換えるのおすすめです。
「情動」という単語は、喜怒哀楽、もしくは感情に置き換える。

「腹側迷走神経系」は腹系、「背側迷走神経系」は背系、とか。
ちょっと、とんこつ系とかラーメンの出汁みたいですが。

裏話なども、ここに記事にしていきますね😊

『演奏不安・ジストニアよ、さようなら 音楽家のための神経学』
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