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Anisonin ニューシングル「孤独への旅 / パピ・コラ」の楽曲コンセプトを語る 「誰かと出会い続けて、誰とでも結びつける可能性を永く残すための『孤独』 そういう感覚に〈旅〉をしてみたような歌です」


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2020年11月25日に待望のニューシングル「孤独への旅 / パピ・コラ」をリリースしたばかりの注目のエレクトロポップユニット「Anisonin」(アニソニン)の2人に楽曲のコンセプトを聞いてみました。
(「Anisonin」は、女性ボーカルの「anisonin」(アニソニン)とギタリストでトラックメイカーの「加藤俊一」(カトウシュンイチ)からなる2人組ユニットです。)

シングル「孤独への旅 / パピ・コラ」
【収録曲】

1. 孤独への旅
2. パピ・コラ

「anisonin」より
<1曲めの「孤独への旅」について>

自分ひとりの生活の中に、他人を迎え入れることの意味について考えました。
「孤独」についての見解は様々あると思いますが、誰かと出会い続けて、誰とでも結びつける可能性を永く残すための「孤独」、という種への気づきを踏まえて、そこに触れています。
そういう物事への〈追求〉というよりは、そういう感覚に〈旅〉をしてみたような歌です。

<2曲めの「パピ・コラ」について>
音楽に視覚的要素は必要ない、或いは本来存在しないのかもしれませんが、聞いたときのイメージが色であったり、浮かび上がる映像があったりするのもまた事実です。
意味の無い歌詞を敢えて書くとき、文章の楽しさや無限性を覚え、枠をはみ出してゆくような感じがします。歌っていて気持ちいい言葉を切り取って貼り付けたような、コラージュ画のような曲になりました。

「加藤俊一」より
<1曲めの「孤独への旅」について>

1曲目の「孤独への旅」は、つげ義春の「ねじ式」と言う漫画を読んでその後作った曲です。
悪夢でも無く、幸せでもない、結果なんだかわからないあの世界観が、曲の雰囲気やコード感に反映してると思います。
音響面では、サビや間奏でTB-303を無理やり高音域のメロディーに使ってるので、その無理矢理感を聴いてみてください。

<2曲めの「パピ・コラ」について>
2曲目の「パピ・コラ」は、サビを「フゥ、フゥ」と言うハミングだけにしたいと言う想いだけで作った曲です。
2番のBメロ「テクスチャーの分解〜」の裏でなっている変なシンセの音が気に入っています。

<今回のシングル全体通して>
8月に出した「Human Biology」は、割と普遍的なポップな楽曲が集まったアルバムですが、今回のシングルは自分達のクセや個性がめちゃくちゃ出た作品になったかと思います。
前作から、より歌詞と曲が渾然一体し、ここにしかないポップ感がバリバリ出てるんで聴いてほしいです。

(2020年11月)

シングル「孤独への旅 / パピ・コラ」の試聴はこちら】

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