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Low Cost but HighEnd Sound Systemの構築~その5 RCAケーブル、スピーカーケーブル
高音質ケーブルについて市販の高音質なオーディオケーブルを探すと、1mで数万円、中にはオーバー10万円というものが出てきます。導体材質に6Nとか7Nとかいった超高純度の銅を使用している等、高価な理由はあると思うのですが、なかなか購入する気にはなりません。
ちなみに、技術者的感覚では、
タフピッチ銅(一般的な電線の素線材質) Cu99.90%以上
無酸素銅 Cu99.96%以上
と一般ケーブルに使
Low Cost but HighEnd Sound Systemの構築~その4 (USB-DAC、プリアンプの)オペアンプの選定
オペアンプ選定にあたって高音質感を得るには、
①透明感
②解像度
③キレ
④広帯域感
を高める必要がありますが、これだけではHighEnd Soundには近づきません。重要な要素は、
⑤音場感(位相特性)
⑥微小信号から大きな信号までのリニアリティ
⑥の要素は音楽の表現力に直接影響します。
オペアンプの選定には、
いろいろな音源で確認しましたが、⑥の評価にあたっては、
ジャズボーカル
Low Cost but HighEnd Sound Systemの構築~その3 パワーアンプ
なぜアンプの自作?ローコストなD級アンプが簡単に手に入るようになりました。D級アンプは、解像度が高く、気難しいスピーカーでもうまく鳴らすことができる利点があります。しかし、弱音部の表現とリアルな音色の再現が弱いと感じます。オーケストラなど良い感じなのですが、ボーカルの表現には不満が残ります。高級感ある音質を得るには、やはりアナログアンプ(AB級又はA級)が必要と考えています。市販でAB級でローコス
もっとみるLow Cost but HighEnd Sound Systemの構築~その2 プリアンプ
なぜプリアンプが必要か「低コスト高音質を狙うのであれば、プリアンプは必要ないのでは?」
と思う方は多いと思います。たしかに、パワーアンプにボリュームが付いていれば普通に良い音で鳴らせます。しかし、安価なパワーアンプ(AB級、D級のパワーアンプICを使ったアンプ)で使用しているアンプICの入力インピーダンスは10kΩ~50kΩ程度です。低い入力インピーダンスでは、ボリュームの音質への影響が大きくなり
Low Cost but HighEnd Sound Systemの構築~その1 はじめに/PC音源の構築
はじめにオーディオが趣味というと、過去に「大変だ。お金がかかる趣味だね。」といわれたことがありました。言われるとムカッととしますが、傍から見ると仕方がないかとも思います。(ずいぶんお金をかけている人は多いですよね。)会社員時代には、プリメインアンプ・SACDプレイヤー合わせて20万円程度で、自作スピーカーがメインシステムでした。ミドルクラスの入口のレベルのシステムです。このレベルでも音楽を聴く分に
もっとみるUSB-DAC (FX-AUDIO- FX-04J+)のオペアンプを交換してみた
筆者は、FX-Audio-のUSB-DAC FX-01Jを使っていたが、いまひとつ音がぼやけているように感じており、思い立ってFX-Audio-のUSB-DAC FX-04J+に交換してみました。FX-04J+は安価(2024-1-13時点で¥4,610)ながら、価格からは想像できないほどの高音質と評判。実際に交換してみると、全体にきりっとした感じで解像感が向上、なかなかの実力です。
出力側に、差
MusicaNote ~リーズナブルな価格でオーディオ製品を提供~
はじめにリーズナブルな価格でオーディオ製品を提供したいと、2015年12月に設立した合同会社ムジカノート。社員2名の小さな会社です。
兵庫県の山間に位置し「天空の城・竹田城」で知られる朝来市の古民家で、オーディオ製品の設計・製造・販売を行っています。古民家内の試聴スペースには、ピアノ・ドラムス・PA機器が設置され、ライブも行うことが出来ます(一部部品の製作・出荷・事務作業は神戸でも行っています)。