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【7日目:5月6日】 プラハ発成田着 旅の終わり -ライブのため初海外ひとり旅-

前回↓

このスクショを見るに朝になって空港への行き方を調べていたようだ(笑)

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急いで朝食。ちゃんとしたタクシーで駅へ。

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空港へは1時間は余裕を持って着くとなると、時間がギリギリ。フロントのお姉さんにタクシーを呼んでもらう。時間までごはん!ここはもうちょっと食べられそうなものあったのに!時間がなくて詰め込んだ。

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Hotel Galerie Royale

ただ泊まるだけにしては立派なホテルだった。シャワーも綺麗でアメニティも揃っていた。タクシーを呼んだはいいが、着いたら分かる感じ?ガラス張りのドアの前で待つと、行きとは全然違う!なんだかちゃんとしたキリッとした若い運転手のお兄さんが感じよく来てくれた。忘れたけど「歩き方」推奨のタクシー会社だったかも。Wi-Fi使えてカード払いもできた。泣けるぜ。

駅の窓口でエアポートエクスプレスのチケットを購入。

上のリンク先に懇切丁寧に写真付きで乗り場への道順が書かれているのに、それでも迷う方向音痴。30分おきだから一本乗り逃すと大変だよね。せっかく早めにいたのに、乗る列が出来ているのに気づかず並び遅れた。

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最後に記念写真。チェコ、一瞬しかいなかったな(笑)

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並んでいたおかげで席に座れた。乗れるだけ乗る感じなので座れない人もいた。空港行きともなると日本人の声もちらほら。

不意の「大丈夫ですか?」に反応できず。

降りる際、スーツケースが重みに耐えられずよろけてしまった。そうしたら近くのサングラスをした若いお姉さんが「大丈夫ですか?」と気にかけてくれた。一言も発していない私が日本人だと分かったこと(もしかしたら「あててて(痛い)」と言っていたかも?恥)、急に7日ぶりに日本語で話しかけられたこと、心配してもらったこと三重に驚いてしまって、思わず口開けてぽかん。お礼が言えないままお姉さんは軽く会釈して前を歩いて行った。後ろ姿にお礼の念を送っておいた。

空港に到着。帰りはスイスのチューリッヒ空港経由。

出発ゲート、日本人いっぱい!成田行きだとアナウンスも日本語で言ってくれるんだね。

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ドイツ・オーストリア・チェコを通してこのトイレの流すボタンが良いな〜と思った。一目瞭然!子どもの頃、どうやって流すか分かるかどうか心配でなかなか外のトイレにひとりで入れなかった。
搭乗まで時間があったので、空港でお土産屋さんを物色。

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Mezinárodní letiště Václava Havla Praha
(ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港)

チューリッヒ空港での乗り継ぎ。

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チューリッヒ空港に着いたとき(たぶん)

ホテルからプラハ国際空港と、チューリッヒ空港での乗り継ぎの模様

↑チューリッヒ空港での乗り継ぎに乗った空港内列車の中だと思う。たぶん。もうこのへん記憶があいまい。列車のホームで、恒例の「この列車で合ってるか」の質問をできる人がいなくて、同じ列車を待つ男性に聞いた。その人、他の人にも聞かれていたから(笑)一個間違えたらアウトだからいちいち怖い。

成田着!

成田へ到着すると、入国時の手続きで「デフォルトの微笑み」が消えたことに気がつき私も真顔になった。日本に帰ってきた。全部一人でやり遂げて帰ってきたんだ。

帰国後の余韻。












今。2020年になっちゃった。

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ようやく書き終えられそう。はやく荷を下ろしたい。
思い出は綺麗、本当より綺麗。思い出はひいき、あいつだけひいき。と、中島みゆきさんが『トーキョー迷子』で歌っているとおりだと思う。
記憶は思い返す度に上書きされる。Alexが相当なイケメンボーイになっているようだが(笑)、一般的にはふつうの人も、嬉しかった思いがかっこよくさせる。

「もっと近場にしなよ。」「決めちゃったもんは仕方ない。」

旅行前、旅行後、親戚に言われた言葉。ただの旅行なのに聞き分けのない無謀な人扱いされるのは不服ではある。Didoの活動圏がアメリカ・ヨーロッパなのだから行き先について文句を言われても困るのだ。心配してもらえるのはありがたいが、今や日本でも絶対安全な場所はどこにもない。どこへ行っても心配なのは同じだ。
自然と昔の旅人に思いを馳せる。歩いて巡る旅先でお客様扱いやよそ者扱いの中、どう過ごしたのか。居心地よく長居して仲良くなって移り住めど、まだまだ内と外の違いを感じて寂しくなったり、初めての経験に、宇宙へ放り出されたような感覚を味わったりしたのだろうか。
たった一度の大冒険でこんな物思いをしてしまうのだから、旅の楽しさ、奥深さは底知れないものなのかもしれない。

旅の思い出が色を帯びるとき。

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母へのお土産にチーズ。やぶけちゃって載せるのが難しかった。

この旅の土産話をするといろんな反応があって、

旅慣れた友人「いいじゃん。もっと行きなよいろいろ。」「よくそんなに旅行中のこと覚えてるね!(笑)」「私が行った時は・・・」
きわどい経験談なんかも聞かせてもらえた。

海外未経験の人「私はひとりじゃ絶対無理!怖い!」「すごいね!」
私もそう思ってた。少し自信がついた。

パックツアー派の一部「理解できない。ドイツと言ったらビール!ソーセージ!肉!でしょ・・・。わざわざそこまで行ってetc...(冷たい視線とともに)」
この一部の反応がしんどかった。中には留学経験、海外在住歴、豊富な渡航歴3コンボ揃った人でも、ステレオタイプから逃れられない人はいるのだと知った。海外に住んだことがあるって思っていたほど特別なことではないのかもなあ。だんだん私もムキになり、「すごいでしょ。私にしかできない特別な体験だよ。」と優位に立とうとしてしまった。純粋な思い出がつまらない色を帯びる。「そうなんだね。」で終わればいい。敵対しなくていい。

あいつより優位に立っていたい。

ちょうど最近「アンチの心理」について深く考えたのだが、アンチ行為の原動力は、相手を上から見下ろしていたい気持ちなのではと結論づいた。そのため、「優位に立ちたい」感情に敏感になった。私にも我ながら黒いなと思う趣味がある。真っ黒な部分。黒いものを、自分の部屋でひとり心の中でつぶやくか、誰もが分かる公の場で言葉に出して傷つけ合うか。どちらを選んで一歩踏み出すかが分かれ道だと思っている。

私を突き動かすのはライブなのだ。好きに貪欲に。

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数年前、K-POPアイドルのライブが日本で行われることを知り、「このままじゃダメだ。このままじゃ永遠に行けない。」と考えたらむくむくと力が湧いてきた。それで今の生活がある。ライブによって生かされた。必然的にエネルギー源だ。
Michael Jackson。2009年、追悼特集で好きになって同時に悲しくなった。動画をあさり、生前の彼について調べ、毎日頭の中がMichael Jacksonなのに、もう彼はいない。きっかけが亡くなったことなのが悔しかった。この体験が今に強く繋がっている。会いたい人がいたらタイミングが合うかぎり、会いに行きたい。自分の好きな才能を持った人はどこにいるか分からない。あらゆる方向にアンテナを張りめぐらせて、好きに貪欲に。

助けてくれたみなさんありがとう。

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「地球の歩き方」には大変お世話になりました。簡潔にまとまった情報と地図。とても助かりました。

旅の計画を一緒に考えてくれた友達、ありがとう!!!

現地でお世話になった方々、ありがとう。

一緒にいてくれたちびやわ、また一緒にどこか行こうね。

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