KAZUHA

STUDENT OF LIFE

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ネモフィラの花言葉 “Success Everywhere(どこでも成功)”

    • 人は誰しも心の中に虎を飼っている。悲しみや怒りを放っておくといつか猛虎に変わってしまうから、たまにはやさしく抱きしめてあげてね。大変なのによく頑張ってるね、私はわかってるよ、って。

      • 答えのない問い

        約16年前に脳卒中を起こし、右半身不随となっていた父(正確には義父)が先日亡くなった。享年59歳。酸素マスクをつけて横たわる最期の姿は、記憶の中にいる父とは見紛うほど痩せ細ってしまっていた。     思春期になりアイデンティティが確立してくると、さまざまな問いが生まれる。自分自身とは何か。生と死とは、そして〝しあわせ〟とは一体何なのか。思想信条はそれぞれで異なるし、答えのない問いだと思う。   12歳だった当時の私は、 病気で倒れた父に対して「もう殴られずに済む」と思った。

        • 肩の力を抜いて、生きてみる。

           剣道や空手のように相手があるわけでもないし、昇段審査のために型をいくつも覚えるなんて必要もない。ただひたすら同じ動作の繰り返し、それが弓道。 簡単なようで、結構難しい。 だから十年二十年もしていたら完璧にできるだろう……なんて思うかもしれないけどそうはならないのだとか。同じ動作を繰り返すだけでも〝パーフェクトなんて有り得ない〟のだから、人生なんてもっと難しいだろう。そう思うとなんとなく「あきらめ」がついた。 そんなわけで…… 《今日の一冊》 藤野 智哉 (著)『あき

        ネモフィラの花言葉 “Success Everywhere(どこでも成功)”

        • 人は誰しも心の中に虎を飼っている。悲しみや怒りを放っておくといつか猛虎に変わってしまうから、たまにはやさしく抱きしめてあげてね。大変なのによく頑張ってるね、私はわかってるよ、って。

        • 答えのない問い

        • 肩の力を抜いて、生きてみる。

          【雪月花時最憶君(雪月花の時、最も君を憶ふ)】(白居易『寄殷協律』) 好きな漢詩の一節。記憶の憶で “憶ふ” と表記するのが感慨深い。四季折々の情景を見たときに、「この感動を分かち合いたい」と思う人。作者にとってはかつての友だったのだろう。

          【雪月花時最憶君(雪月花の時、最も君を憶ふ)】(白居易『寄殷協律』) 好きな漢詩の一節。記憶の憶で “憶ふ” と表記するのが感慨深い。四季折々の情景を見たときに、「この感動を分かち合いたい」と思う人。作者にとってはかつての友だったのだろう。

          ホルスーウの静謐さ ─ 「見る」と「観察」

          窓から差し込む陽の光に、なんとなく平和を感じさせられた。     静謐(せいひつ)。 心の宝箱にしまっておいた美しい言葉が、ふと顔をのぞかせる。    そんな日曜日だった。 Carl Holsøe(カール・ホルスーウ)は、Vilhelm Hammershøi(ヴィルヘルム・ハンマースホイ)に影響を受けたデンマークの画家で、やわらかに差し込む光や、ぼんやりとした空間、時が止まったかのような静けさなどが印象的だ。 絵を描ける人って、観察眼がすごいよね。 ちなみに Sherl

          ホルスーウの静謐さ ─ 「見る」と「観察」

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          唐紅に水くくるとき

          唐紅に水くくるとき

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