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新・オーディオ入門115 『2023.12.26 スピーカースタンド』の用語解説

『オーディオはよくわからないけど良い音で音楽を聴きたい』、『オーディオ歴は長いけどこれは知らなかった!』というお話を聴くことがあります。 新オーディオ入門はオーディオの基礎についてエンジニアの視点から初心者の方にも判りやすく解説していくものです。 タイトルは私が10代の時に愛読した『オーディオ入門』から拝借しました。 私がオーディオに携わることになったきっかけの本です。 とても判りやすく説明されていて、手元に置いて辞書のように使っていました。 『新・オーディオ入門』はその現代版となれるよう書き進めたいと思います。

noteに投稿をはじめて3ケ月半ほどになりますが、先日アクセス数が1万を超えました。ありがとうございます。10年以上続けているムジカ公式ブログ MUSICA Official weblog (goo.ne.jp)では600万を超えています。今後も両ブログとも毎日更新していきたいと考えています。よろしくお願い申し上げます。

これまで書いてきた新・オーディオ入門の記事の中から解説が必要な用語を取り上げています。

● ブックシェル型フスピーカー
スピーカー編『2023.12.8 ブックシェルフ型、フロアー型、トールボーイ型』をご参照ください。

● バスレフポート
バスレフレックス型(バスレフ型)スピーカーにおいて超低域を増強する再生孔です。 ウーハーユニットからは低音が再生されますが、エンクロージャーの内側の(裏側)にも音は放射されます。 これを位相を整えた上でバスレフポートからリスナーに向けて再放射します。 この形式のスピーカーはエンクロージャー内部のバス(低音)をリスナーへ再放射(レフレックス)するためバスレフレックス型と呼ばれています。 ことのきバスレフポートの筒状の形状によって放射される音を超低域のみに限定することで ウーハーユニットから再生される音の内超低域のみをバスレフポートから補完し スピーカーシステム全体の周波数特性を伸ばしています。

● サウンドステージ
音場と訳されます。ステレオ再生では左右のスピーカーから左右の耳に到達する音の時間差から音の方向を検出しています。 同様に奥行き方向の距離感を感じることができますし、音楽信号に収録されている反響音や反射音から上下方向をも認識することができます。 脳はこれらの情報から3次元的な楽器の位置関係を割り出します。 これをサウンドステージといいます。ただし、左右の耳に到達する時間差の情報や反響音・反射音の情報は楽器からの直接音に対してごく僅かです。 サウンドステージはこういった微小な情報をも正確に再現するオーディオシステムでないと再現できません。 そのため正確なサウンドステージの再生はオーディオシステムのクオリティーを示す指標となっています。

● トールボーイ型
スピーカー編『2023.12.8 ブックシェルフ型、フロアー型、トールボーイ型』をご参照ください。

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