喜びのものや時間。

多肉植物を育ててみることにした。前々から「かわいいなー」とは思っていたんだけど、なんだかんだ理由つけて手を出さないでいた。今日、ふと立ち寄ったお店で寄せ植えが出来るグッズを色々と販売してたので「あ、今やろう」と思い至り、購入。実際に買ったのはとても小さいやつだけど、とても嬉しい。「どうしてもっと早くやらなかったんだろう」と思う。苗と土を買ってもたかだか1000円くらい。出来合いの寄せ植えを買っても500円くらい。全然高いものじゃない。それでこんなに嬉しくなるんだから、人って単純だ。

↑こういうのじゃないと「多肉植物の寄せ植えやってます」と言えないような気がしてたのかも。笑

育てたら増えてくるらしいし、気長に増やしたっていいじゃないか。そう思って、ミニサイズなのをいくつか買ったので、あとで家にあるカップに寄せ植えしようと思う。

こういう「楽しみのためのもの」を削ると、人生って味気なくなるんだなと思う。我慢してるつもりはなかったけど、無意識に我慢してたのかも。

「やりたいことはやりたいうちに」だなぁと思う。「そのうち」とかってほぼやって来ないんじゃないかしら。

いつか着ようと思う服とか。いつか観たいと思う映画とか。いつか行きたい場所とか。もちろん、実際に実行できるタイミングというのはあると思うけど、でも「いつか」と思ってるといつまでも近づかないんだろうと思う。

日々の雑事にかき消されて、自分の中の小さな「多肉植物いいな」とかそういう興味すらどこか後回しになって。

そうやって「この戦争が終わったら…結婚するんだ」的な謎のフラグを立てっぱなしにしてしまう気がする。

こういう「意味ないけどやりたいもの」を大事にしたい。「意味ない」って認識してるけど、自分が喜びになれるんだったら、充分に意味があることなんだと思う。そうやって、喜びのものや時間を増やす。それだけでも人生は彩り豊かになっていくのかなと思う。

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