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五感をたどる。

お茶にも色々あるけれど、最近はハーブティと焙じ茶が好きだ。もともとハーブティは試しに色々飲んでいたけどあまりピンとこなくて、少し前に那須にある小さなお店を発見して、そこのハーブティが飲みやすくて好きなので愛飲してる。

ハーブにもそれ以外の植物にも疎いんだけど(花の種類は何故か覚えられない)好きな香りとか味とか、手触りとか、そういう五感を辿って選ぼうと思っている。きっと本を読んだら覚えられるんだけど、そうすると今度は頭で考えて「これの効能は…」とかで選びすぎてしまうので、そうすると大事なものを見落としてしまう感じがするので、今のところ「なんとなく好きだな」で買うことにしてる。もともと、意味合いとか理由とか根拠とか考え過ぎてしまうので。

香りの好き嫌いには嘘がなくて、昨日いいなと思った匂いも今日は嫌いだったり、逆に違うものが好きになったり。そういう体調や心境の変化が分かる目安になってくれるなと思う。実際にいい匂いを嗅ぐと落ち着くというのもあって、最近はアロマやハーブも少しずつ買い集めてる。「どうも自分はカモミール系の香りが好きらしい」とか、そういう些細な発見が楽しい。あと、アロマの質で香りの芳醇さが全然違うとか、そういう比較もおもしろい。言ってみたらあたりまえのことではあるんだけど、実際に体感してみないと、良さって分からないもんだな、と思う。


個人的にとても好きな香りがある。アロマポットで焙じ茶の茶葉を焚くだけ(茶葉は新品でね)。そうやって焚くと焙じ茶の香ばしい甘い香りがして、とても落ち着く。部屋に広がってもあまりキツくなくていいなと思ってる。もし家に焙じ茶とアロマポットがあったらお試しを。ディフューザーではなく、キャンドルで温めるオーソドックスなアロマポットがいいですよ。茶葉詰まったりしないし。


そんな感じで、地味に好きなものや考えたことを書き綴るnote。

好きなものを発見していく、思い出していく、また新しく好きなものに出会う。もう古くなったものを捨てる。そういう繰り返しが、自分の好きの純度を高めていくのかなーと思う。


贅沢は味方。
もっと欲しがります
負けたって勝ったって
この感度は揺るがないの
貧しさこそが敵。
(東京事変「キラーチューン」より)

椎名林檎は独特の言い回しと奇抜さが目を惹くけど、そうじゃないものの中にも素晴らしい歌がたくさんある。7〜8年くらい前の曲だと思うけど、最近このフレーズをふと思い出す。

奇抜さを纏いながら、核心をついてくるからこそ、彼女はずっと第一線なんだろうなと思う。それを人は「才能」と呼ぶのかも知れないけど、きっと単に純粋に「自分」であるだけなんだと思う。自分の好き嫌い、自分の客観的な魅力、自分が何を言いたいのか。何を描きたいのか。それを捻じ曲げないで、味付けして出してるんだろうなと思う。そういう光が感じられる人が好きだなと思う。



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