密度のある人間関係。

自分が雑貨などを販売している関係上、ハンドメイド業界やアーティスト系の方々と接点を持つことが多い。その中で時たま、「もっと積極的にSNSとか発信したら?」とか「繋がり増やした方がいいですよ」とかアドバイスをいただくことがある。飲み会に誘われたりとか。でも自分としては、そういうの本当に色々試してみてお腹いっぱいなので、もういいです、という感じ。意味のない繋がり増やしたところで何も生まれないな…というのが正直な感想。確かに、お客さんから仲良くなって友達になって…とか、あるとは思うけど、そんなに多くない。「お客さん」は「お客さん」として付き合っていたい。「密度の薄い知り合いを増やし過ぎない」というのが、自分にとって、とても大事なことだなと思う。


イベントなどで「会いたかったんです」と言って写真を撮るだけ撮って帰っていく人とか、自分の話をひたすらして連絡先だけ交換して帰っていく人とか。そういうのを相手して、疲弊して疲れ果てて…というのが本当に嫌だ。買ってくれる人とだけ付き合いたい。しかも別にそれは友達のように親しくなる必要もないのではないかと思う。「ファンサービスだろ」とか言われるかも知れないけど、そもそもそいつらは本当にファンか?というところから考え直したい。お金を払って「お客さん」になって、そこから何度も何度も深く味わっていくのが「ファン」なんじゃないかなと思うから、現時点の私の認識では買わない人はただの通行人でしかなく。そういう人に時間を割くくらいなら、親しい人と交流を深めたい。合コンで100人にモテるより、たった一人でいいから最愛の人と仲を深めたい、みたいな感じ。


私にとって、人間関係の豊かさというのは、人数や面積の広さじゃなかったんだなーと思う。それより、極少数でいいから、深い付き合いのできる人が欲しい。密度が濃いことの方が大事なんだなと思う。というか既にいるので、それで充分なんだと思う。もちろん、これから出会う人の中でそういう人がまた増えていくことは嬉しいことだけど、無理して面積を広げても、無理して密度を上げようとしても疲れるだけなので、そこはお互いの意思に任せたい。

それでいうと交流会や飲み会の類は、私にとっては無理して面積を広げる行為に該当するので、今後も出来るだけ避けたいし、少数精鋭でいいから、その人たちと密度のある豊かな人間関係を築いていきたいと思う。


京都の友人のところを訪ねてご飯を食べながら、そんなことを感じた夜でした。



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