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「おまえら聞いとけ?」な1曲目「Overture-VOICE-」がたまらない

■YouTubeとニューアルバムで幸せな年末年始到来

SixTONESの1/4発売の3rdアルバム「声」
聴いたら、感想書くぞい!と思ってたのに、なかなか書けない。
なぜなら!
書く間も惜しんで聴いてたいと思うから(単純)。

フラゲした1/3、CDをパソコンで取り込んで、ファイルをGoogleドライブにアップして、それをスマホにダウンロードしたのですが(このやり方しか知らんとです)これをするとなぜか取り込んだひとつのアルバムが「声」と「化け文字」の2枚に泣き別れしてしまうという、私の謎スマホめがー!!

再取り込みしたりしてもどうしても解決できずで、「タイトルが2バイト(日本語)だからよね」とこれまた謎な理由で諦めをつけたのが4日。結局発売日

■実はずっとあった、3rdへの「余計な覚悟」

SixTONESの音楽へのトリガーが「PARTY PEOPLE」だった私は、その後「Good Luck!」がリリースされたとき、その曲調のギャップに最初は正直ちょっと「ど、どっち行くんだよぉ…」とショックもありました。

2ndアルバムを実験的なコンセプトアルバムにして一度振り切ったら(コンセプトアルバムは総じて好き。故に「CITY」も大好き!)、3rdではいわゆる「大ヒット」に向けて売れるための様々な「キャッチー化大作戦」がなされるはず。
そしてそれがジャニーズならなおのこと、ここでキャッチーでポップな耳障りの良くてわかりやっすい、さわやか系チューンをばんばん押し込んでくるんだよね、と覚悟までしました(すみません…ファン歴半年未満、まだまだジャニーズへのいろんな思い込みが強い私でした)。

でもそれは生き残っていくために必要なことだから。そこ(3rdの大ヒット)を超えたら、また好きなようにマニアックなこともやらせてもらえるようになるんだよね、きっと。みたいな。(誰目線すか?)

そしてそれはアルバム発売前にYou Tubeにアップされたノンストップダイジェスト(アルバムのほぼ全曲のダイジェスト版)を聴いても、変わりませんでした。まだ見えてない「曲達」がキャッチー化への役割をがっつり担っているのかもと思ったから。疑り深さが年齢に比例し過ぎだ。

結果的にアルバム発売日前日に「人人人」のYouTube限定パフォーマンスが配信され、生バンドの演奏に円陣組んで全員ラップやるんすか!と良い方向へ激しく期待を裏切られて。幸せ。
しかも、顔見合って歌うからみんな楽しそう。例えるなら、ジャズのアドリブ合戦で、相手からすんごいフレーズが出てきて「うっひゃー!(超かっけー!)」ってなってる時の顔と一緒、かな?

💎SixTONES – 人人人 [PLAYLIST -SixTONES YouTube Limited Performance- Day.6]

ということで
「覚悟」もしながら、さらなる「素晴らしき裏切り」も期待しつつ、試聴音源でも最後までオープンにならなかったアルバム1曲目「Overture-VOICE-」を聴くシチュエーションになりました。
この曲がどっち系か」。ドキドキ……。

■「Overture-VOICE-」…念願の!!

で、1曲目「Overture-VOICE-」ですが!

結論)
前奏くると思って身構えてたら、いきなりアカペラで腰抜けた。

もーおーーーーー!!え?え?まじで?って言いながら、1分ちょっとの短い曲なのですぐ終わっちゃうこともあるけど、この1曲目をリピートしまくってて全然2曲目以降に進めなかった人、手挙げて。(これ絶対私だけじゃなかったと思う!)

「いつかは聞きたいなー」と思っていた、SixTONESのアカペラが、まさか3rdの1曲目でもう聴けてしまうなんて、感無量が過ぎましたよ…

6人のこのハーモニーの厚さ!さすが。
っていうか、本当に6人でやってるよね?(コーラスの人、入れてないよね?という意味)と思ってしまうくらいの厚み。

「群衆のひとりでしかない僕の声を鳴らせ」の箇所の
「ひとりでしかない」を何人で誰がどうやって歌い継いでいるのか、かっこよすぎて分解すらできない私…
そして樹のラップパート

高圧なmelodyにsocialityに
心臓同期されてない?
It’s not by my my my side

作詞 Hiroki Muto

「ない?」と「my my my」の韻踏みに、踏みまくられて耳に足跡着いたんじゃないかっていう2023年、年始。

このOverture(序曲)で

「これ、俺らの3rd。おまえら聴いとけ?」

って言われた気しか、もはやしません。
(一般的な言い方だと「これが俺たちの3rdです!」か?多分。)

大衆ウケなんて全く狙ってないその姿勢。
むしろ「いろんな音楽聴かせてやっから、ついてこいや!」なこの姿勢。

「Good Luck!」がリリースされた意味も、今ならわかります。
これがなかったら、SixTONESの音楽性守備範囲のレーダーチャートは一部が激しく欠落して、きれいな蜘蛛の巣からは遠ざかってしまう。

ありがとう。
3rd、私が望んでいたSixTONESの音楽そのまんまというかあっさり超越でした。
2023年も安心してついていきます。


アルバムの感想書くって、1曲目からこのペース(笑)でも楽しいから、1曲ずつでもまた書きます。

ツアーも、ドーム開催の追加公演が決定!!おめでとうございます!
ライブ参戦できる日がくることを、楽しみに待とうと思います。

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