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オンラインセミナー

ジャックと音楽の木 田中素子です。

今日は、髙田美佐子先生のオンラインセミナー第3回目でした。遂に200名の壁を越え、202名の方が参加してくださりました。

オンラインセミナーを始めるきっかけになったのは、第一弾の馬杉知佐先生のセミナーでした。

もともとは、今年の12月(もう来月ですね)に開催予定だったリアルセミナー。

しかし、5月発行の某機関誌から、その告知記事が掲載漏れしていました。

初めてお会いした時から意気投合している馬杉先生とは、緊急事態宣言に入ってからの方がよくZoomで顔を合わせて話をしていたのですが、この日も掲載漏れを受けて、緊急ミーティング。

「そもそも、根本から見直せって事かもよ?」

開口1番、馬杉先生の言葉でした。

「どちみち12月に開催できるか分からないし、初めての試みだから、すごい安い価格設定でオンラインセミナーをやってみようよ。誰も集まらなかったら、いつも通り2人で喋ってればいいじゃん。」

そして、本当にこの先もこのご恩は絶対忘れないなぁ、と思った一言が、

「私はコロナ被害をそんなに受けてないから、この時期、誰かを助ける方に回りたいと思ってたし、生徒さんの安全確保のために真っ先に無期限休講に踏み切った素子を助けたいから、もしも利益が出たら、経営の足しにしてよ。」

馬杉先生が男性だったら完全に惚れているところでした。先行きが見えない中で、助けてくれようとする人の存在はとても大きかったです。

私たちの心配をよそに、驚くペースで申込が増えて、結果的に100名以上の方が参加してくださりました(もちろん、馬杉先生に講師料はお支払しています)。

それから、実践型の神﨑えり先生の伴奏付け講座、前述の髙田美佐子先生のフォルマシオン・ミュジカルの講座を企画しました。

どれも想定をはるかに越えるお申込を頂き、慣れない大人数の方からの問い合わせと動画の編集など、異常な時間と精神力は使うものの、喜んでくださっている声が届くと、嬉しくて頑張れるものです。

延べ400名の方々に、セミナー前日の案内、動画配信の案内、動画視聴可能期間前日の案内、それぞれ3回ずつメールをするだけで、1ヶ月に最低でも1200回のメールを送っています。

これがルーティーンになってきている中で、ふと、どんな顔してる人なんだろう、ちゃんと動画見れてるかな、セミナーを受けて変化してきてるかな、と考えた時に、提供先の人が見えない、という状況にハッとしました。

そういう仕事はいくらでもあるし、今までの職業でもあったし、ほとんどがそうなのだと思うけど、

私の今の仕事は、いつでも目の前で笑ってる人がいて、目の前で変化していく姿が見られるんだ、とその価値の重さをしみじみと感じています。


「こんなにうまくいってるんだから、来年以降もオンライン続けなよ。」

「もったいないから、続けた方がいいよ。」


とよく言われます。

私の答えは「NO」。


いくら多くのニーズがある事だとしても、私はやっぱり音楽と笑顔がセットになっている場所で仕事をしたいし、その事で経済的な活動をしたいと思うのです。


全てのオンラインセミナーは、来年の2月で終わります。

それは、3月の準備期間を経て、4月からは全力でリアルの世界に戻りたいという私の願いでもあります。

最初で最後のオンラインセミナー主催事業。

最後まで心を込めて、丁寧にやり遂げようと思います。


ジャックと音楽の木

田中素子






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