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波がある私の読書欲

基本は旅についての文章を書くことが好きですが、今回は読書について。

私は、子どものころ活字が大嫌いでした。
親や先生に「本を読め、本を読め。」と言われてチャレンジしましたが、字がいっぱい並んでるのを見ると、どうしても嫌になるタイプ。
その代わり、絵は見るのも描くのも好きだったので、漫画だけは怒られても読んでるタイプでした。

そんな私は、現在、割と本を読む方ではないかと自己満足の範囲で思っています。
比べてしまうと確実に読んでない方に入るので、自分の中で満足しています。
子どもの頃に比べると、読書が楽しいと思っています。

ですが、かなり波があるのです。
読書欲が低い時は、面白そうだと思っても「また今度」みたいな感じでスルーする時もあります。
しかし、何ヶ月かに一度「読みたい本がいっぱい!」とか「今すぐ読みたい!」と思う時が来ます。
そんな時は、本屋に行って何冊も買ってきます。

自分でも不思議だなと思うのですが、私の読書欲には波があります。

最近、その波がきて読んだ本が面白かったのでご紹介。
紹介と言っても私の感想なので、題名を見てピンとくるのがあれば、ご自身で試し読みしてくださいね。

1、成瀬は天下を取りに行く
言わずもがなの今年の話題作ですね。
発売当初から買うと決めていて、本屋で何度も立ち読みをしていました。
やっと自分の中で買うタイミングになり、購入しました。
題名も好きだし、主人公がいいですよね。
続編はまだ読めてないんですが、Going my wayを貫いてくれていたらいいなと思ってます。

2、きみのお金は誰のため
これも題名買いです。
地域の情報誌の本の紹介コーナーに掲載されていて、面白そうだなと思って携帯のカメラに撮っておきました。
地元の本屋では、児童書のコーナーに置かれていたんですが、大人が読んだ方がいい気がする本でした。
「お金」ってただの数字だし、紙幣はただの紙なのに色んなものが絡んでいます。
それを、ボスと呼ばれるおいちゃんが分かりやすく諭してくれるので、すごい勉強になりました。

3、お金のむこうに人がいる
②の本の著者紹介の文章の中に出てきた本だったので、同時購入しました。
題名の通りですが、それを相手が実感できように、分かるように説明するのは難しい。
②と同じで、なんでお金があるんだろう、なんでお金が要るんだろうということを自分で考えながら読みました。
お金は、減っても増えてもないということも考えられます。

この3冊は、最近読んだ中では、私と相性が良かったのか面白かったです。
私は、面白いと読むのが苦じゃなく一気に読めてしまいます。

②のところで少し触れましたが、最近はこれは大人が読んだ方がいいなと思う本がいっぱいあります。
もれなく主人公が13歳か14歳です。
「13歳からの地政学」
「13歳からの経営の教科書」
「13歳のハローワーク」
などなど。
全部私の面白かったと思った本です。

エヴァがお好きな方は、14歳というワードの重要性を知っていると思いますが、やはり1番大事な時期なんだろうとは思います。
世の中に対して否定的な考えもできる、正しいことを考える。
自分と世界や周りとのギャップに気づく。
自分で考える。
そういう時期なんだろうと思います。
13歳だった私に読んでほしいな〜と思いますが、当時の私が食いつくかと言うと、何だか微妙な気がします笑。
当時の13歳と今の13歳は、やはり同じところもあれば違うところもあるからです。

「13歳の」タイトルについているものは、間違いなく13歳前後の子が読むのが1番いいと思います。
しかし、大人の方が読んだらいいと思います。
当時、疑問に思ってたけどそんなモンだと片付けてしまっていたこと。
周りの大人は答えてくれなかったこと。
未だによく分かっていないこと。
など、大人として考えて自分の哲学や意見を持つのに、とてもいい本だと思うからです。
今後も13歳シリーズは、たくさん出版されていくと思うので、また面白そうなものがあれば読んでみたいと思っています。

難しい時期と言われるので、親御さんや保護者も手を焼く時期だと思いますが、本人が1番しんどい時期です。
きっと本人なりに色々考えていることもあると思います。
それを形に表せる人間、表せない人間。
本当に人によって違うので、対応も難しいですね。
13歳って不思議な年齢だなと思います。

私の読書欲の話から始まったのに、最終的に「13歳とは」みたいなところに着地してしまいました。
でも、最近の私の本棚がこの13歳シリーズが順調に増えていっているので、今の興味、読書欲の対象がそれなのかなと。

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