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テオティワカンへ行く

2022年9月の旅ログになります。
ブログからnoteに引っ越して来ました。
それに当たって、少し加筆修正をしながら投稿してます。
パンデミックの状況など、当時ならではの情報もそのまま載せています。
当時の私がたくさん助けられたように、明日の旅人さんの誰かの参考になれば幸いです。

カンクンからメキシコシティに移動してきました。
移動日の様子は、上記の記事をどうぞ。
カラッとしたメキシコシティの気候にご機嫌で、2日目に観光してきました。
行き先は、テオティワカンです。

DAY5 メキシコシティから日帰りでテオティワカン遺跡へ

まず、テオティワカンとはメキシコの中でもかなり大きなピラミッド遺跡です。
メキシコと言えば、というくらい有名なテオティワカン遺跡。
「世界遺産の一つで、紀元前2世紀〜6世紀まで繁栄した巨大な宗教都市遺跡。当時のアメリカ大陸では最大規模を誇り、メソアメリカの中心都市として機能していた」(Wikipediaより)

小学生の時にテレビで見て以来、ここもいつか行ってみたいと思い続けていた場所でした。

実際に行けるかを調べてみると、メキシコシティからは距離も近く観光しやすい名所であることが判明。
チェチェンイッツァの時のように、ツアーなどに申し込むわけでもなく、1人で行ってのんびり観光することにしました。

メキシコシティからはバスで約1時間です。
乗り方からご紹介していきます。
テオティワカン行きは便数も多いので、予約なしでも乗れます。

ターミナルバスノルテ

Terminal Norte ADO(北バスターミナル)から出発

テオティワカン行きのバスが出ているのは、Terminal Norte ADO(北バスターミナル)です。

メキシコは、とにかく公共交通料金が安く、ほとんどの人が地下鉄やバスで行くと思いますが、私はトロリーバスで向かいました。
(地下鉄は時間帯によってはかなり混み合い、用心も必要です。)

超有名観光地の真ん前にあるBellas Artesという駅から1本で行けました。
どこまで乗っても4ペソ。

到着したら中に入り、向かって左にズンズン進みます。
すると、ピラミッドの絵が描かれた看板が上に見えてきます。
そんなに大きなカウンターではないのですが、ピラミッドの絵はすぐ分かります。
とにかく入って左にピラミッドの看板が見えるまで進んでくださいw

カウンターで「テオティワカン。ピラミデ。」と言うと、何も言わずに往復チケット発行してくれました。
片道52ペソ。

ゲートには迷わず行けたのですが、どのバスに乗ればいいのか全然分かりませんでした。(行き先の表示がない)
こういう時は、人に聞きます。
近くにいるスタッフらしき人や運ちゃんにチケット見せながら「テオティワカン?(どこ?)」という具合。
乗るバスが判明し、無事乗車して出発しました。
道中、カラフルなメキシコの街を眺めながら楽しくバス旅です。

遺跡に着く前に何度か別の降り場で止まりますが、ピラミッドのところになると、運転手さんが「ピラミデ!」と言って知らせてくれます。
降りると、目の前に山みたいに見えるピラミッドがドーーーーンと見えて「おおおお!」という感じです。
降りた道をそのまま真っ直ぐ進むと入り口につながっていて、チケットを買うことができます。
入場料は85ペソ。

太陽のピラミッド

私は、午前中に到着するように行きました。(開園後30分くらい)
まだ人も少なくて、お土産の露天商もまばらでした。
絶賛店開き中の道中を歩きながら、太陽のピラミッドへ向かいましたw

近くまで行くと、圧巻です!「うわああああ。」って感じでした。
ぐるっと周りを一周しました。
エジプトのピラミッドもすごかったですが、こっちのピラミッドもカッコよかったです。
全然違う大陸で、お互いのことなんて絶対知らないだろうに、どうして同じような建物を建てることになったんだろうって不思議です。
前までは上に登れたらしいですが、今は登ることができなくなっています。残念。

月のピラミッド

次に、月のピラミッドへ向かいました。
月のピラミッドは、祭事的な意味合いの強いピラミッドらしく舞台みたいなものがありました。
その隣には、ケツァールパパトル神殿もあります。
チチェンイッツハァにもケツァール信仰がありましたが、ここでも健在です。
道なりに進むとお土産ロードになっていて、別の出口につながります。

手前の舞台には登れます

MUSEO 博物館へ

太陽のピラミッドを歩いていると、MUSEOの看板があります。
それに従って進んでいくと博物館があります。
うっかりすると見過ごしてしまうような博物館ですが、時間に余裕があるなら行きましょう。
入り口で買ったチケットは博物館チケットも含まれているので、そのチケットを見せます。
入る前に「マスクをしてください。」と言われました。
テオティワカン遺跡の出土品などが展示されていて、私はすごく楽しめました。

このユルい感じがたまらんw

帰りは、来た時と同じ出入り口から出てバスの乗車場所を確認してからレストランに入りました。
タコスを頼んだのですが、頼んでからタコスの生地を焼いているのでホットケーキに具をのせているみたいでしたもっちりしてて美味しかったw
トイレに入る時、どっちが男女か分からなくて他のお客さんを観察してから行きましたw(この時はまだ男女のスペイン語が読めなくてね)

時間が来たので、バス停に向かいました。
降りた場所と乗る場所は少しですが、離れていました。
出口をでて、すぐ右に少しいった所が乗車場所でした。
来た時同様、約1時間くらいでバスターミナルに戻ってきました。

まとめ

①メキシコシティからはバスで行くのがリーズナブル
ツアーなどを頼んだり、ガイドさんなどを頼んだりしなくてもいいよという人はバスで行くのがいいと思います。
乗り換えなどもないし、バス代のみであれだけのピラミッドを見られるのは、とてもお値打ちです。

②行くなら午前中から
どの遺跡でも言っていますが、午前中に行くと露天商や観光客もまだ少ないので、写真が撮りやすかったです。
(ただし、逆光に気をつけてくださいw)

③出入り口付近のレストランやカフェ
観光を楽しんだ後は、出入り口付近でコーヒーを飲んだりできる店が並んでいます。
一息つくのにピッタリでした。

テオティワカンは、小さい頃から見てみたかった場所の一つだったので、生で見られてよかったです。
すごく行きやすい遺跡で観光しやすかったです。
お土産品が、カンクンで売られていたものと微妙に違っていておもしろかったです。
ほとんど同じではあるのですが。
マヤ文化って文字とか絵とか含めて、かわいいなぁって思いました。

2024年の今、思い出すこと

テオティワカンはね、行きやすかったの一言です。
バスのチケットもすぐ買えたし、何便もあるし1人でも全然いけました。
当時、登れなくなっていることは、地元の人も知らなかったみたいです。
この後に再会するメキシコ人の友人が「登った?」と聞いてきました。
「登れなくなってるよ。」と写真を見せると旦那さん共々驚いてました。

「手前の柵見える?全部こんな風になってて登れなかったよ」と伝えると驚いてた。
地元の人もまだ登れると思っている人が多そう。


当時はコロナのせいかな?と思いましたが、どうも違うみたいです。
私が行った1〜2年くらい前から登れなくなったらしいです。
マチュピチュとかも観光客が来すぎて制限を設けていますし、遺跡を保つために登れなくなったとかでしょうか?

まぁ、それはさておき。
エジプトもそうですが、こんな離れた場所で同じような巨大建物が造られたことに何ともロマンを感じてしまうタチです。
天文学が発達しているところもワクワクしてしまいます。
やっぱ宇宙人?とかねw
小学生の頃は、絶対宇宙人が来て作ったんや!と思ってました。

あと、マヤ文字は全体的に丸いデザインなので、とても可愛いです。
イギリスの大英博物館でも見ましたが、やはりマヤ文明って独特で面白い。

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