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【ピックスクラッチ】ギターのテクニック解説

こんにちは、Music DOJOミニレッスンです。

今回は『ピックスクラッチ』の
簡単な解説と練習フレーズを紹介いたします。

○ピックスクラッチとは

巻き弦2本(通常は5弦と6弦)(※下記写真を参照)を、
ピックの側面を使って擦りながらピックを削るようにずらし、
まるで飛行機が飛び立つ時のような「ジェット音」のようなサウンドを出す演奏技法です。

<※巻き弦の写真>

巻き弦とは4弦~6弦の太弦側です。(6弦ギターの場合)
巻き弦の「ギザギザ」がある事で、スクラッチ音を発することができます。

このテクニックにチャレンジする前に、以下の準備をしておきましょう。

・アンプやエフェクター等で歪み(GAIN)を強めに設定する

・文字通り「ピックを擦る」演奏技法のため、削れても良いピックにする

準備ができたら、以下の画像を参考にして
ピックスクラッチの全体イメージを確認してみましょう。

<ピックスクラッチの全体イメージ写真>

上記の写真のように、ギターのヘッド側に向かってピックを滑らせるイメージです。

併せてピックを当てるフォームも確認してみましょう。

<ピックを当てるフォーム・写真>

上記のように、主に2種類のフォームが多用されます。
前後のフレーズに移りやすいフォームを選ぶと良いでしょう。

ピックは側面を使用するのが一般的です。
下記の画像で確認しましょう。

「ピックスクラッチ音」が確認できたら、
下記フレーズで応用してみましょう。

(譜例・EX-1)

(譜例・EX-2)

効果的に活用したり、良い音を出すポイントは以下の通りです。

○主なチェックポイント

  • 左手で低音弦側をミュートしたまま、スクラッチしましょう(比較的クリアーなピックスクラッチ音が出せます)

  • ピックスクラッチ前後のフレーズが疎かにならないように注意しましょう

  • リズムを意識してタイミング良く組み込むようにしましょう

  • ピックをヘッド側に向かって角度をつける(エッジを立てる)と大きいスクラッチ音が得られます

今回は『ピックスクラッチ』の紹介をいたしました。

「ピックスクラッチ」は迫力のあるサウンドで、
比較的簡単に演奏に彩りを加えてくれるテクニックです。

ぜひ、いつもの演奏に取り入れてみてください。

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