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ストリーミングチャート分析(BTS)

今週のオリコンチャート(2020年08月24日~2020年08月30日)。

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・今週のトピック

・BTSが1位に
・TikTok勢の復活
・Official髭男dismの勢い

・BTSが1位に

 今週の目玉は、はっきり言ってこの1つだ。
 週間再生回数は驚異の約800万回。2日のYahoo!ニュースでは、

「今回のBTS(防弾少年団)による米ビルボード・メイン・シングル・チャート『ホット100』1位は、ポン・ジュノ監督が映画『パラサイト 半地下の家族』でアカデミーを征服したのに準ずる文化的快挙だ。今これだけでもBTSの成果は想像以上だ。数年前には想像もできなかったことをBTSがやってのけた。これは奇跡だ」(原文ママ)

と報道されており、全世界が彼らの記録に注目している。

 数年前に全世界を震撼させた韓流ポップ『江南スタイル』でさえ2位で止まったビルボード・メイン・シングル・チャート『ホット100』1位を取ったことは、韓流文化の紛れもない世界進出であり、今この瞬間世界で最も熱い音楽はK-POPだということが証明された。

 快挙の要因としては歌詞が英語であることが大きく、韓国や日本だけではなく15億人の英語人口に向けて曲をリリースしたことが浸透を促進させた。

 また、10月10日(土)、11日(日)にオフラインライブ「BTS MAP OF SOUL ON:E」を開催。その模様がオンラインストリーミング配信されることが決定している。5月に行ったオンラインライブコンサート「BANG BANG CON The Live」では、世界中のARMY(BTSファンの呼称)が参加し、1公演で15回分のアリーナ公演の収益を出すなど大きな話題を集めた為、注目が高まっている。

 最後に、今作『Dynamite』をまだ聴いたことがないという音楽好きのあなた!是非一度聴いてみてください!

・TikTok勢の復活

 話題は変わって国内のお話。
 先週のチャートでは影の薄かったTikTokによりバズった楽曲(TikTok勢)が今週再びランキングに名を連ねた。と言っても目新しい楽曲はなく、『Dynamite』がTikTokでも取り上げられて相乗効果だと伺える。

 特にオレンジスパイニクラブ の『キンモクセイ』9位を死守しており、瑛人やあいみょん、米津玄師といった名だたるスターと同じように死守できているのは素晴らしいと思う。

・Official髭男dismの勢い

 髭男も、映画『思い、思われ、ふり、ふられ』の主題歌として再び注目を集めた『115万キロのフィルム』を始め、有名曲がランクインした。
 中でも映画コンフィデンスマンJPの主題歌である『Laughter』が、先週から『Pretender』の順位を抜いており、映画の宣伝力の高さが伺える。

・まとめ

 というわけで、今週は新しく取り上げる楽曲がなく、今後も当分はBTSが1位を独占し続けると思います。
 というのも、『夜に駆ける』はあくまで国内で目覚ましいヒットをした曲であり、全世界が震撼している曲に勝つ曲はそう簡単には現れません。

 個人的には邦ロックが日本中を震撼させてトップに躍り出る日を楽しみにしています...笑





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