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歯科衛生士学校を選ぶ前に読んでほしいこと(何となく選んじゃった人編)

私は2021年4月から歯科衛生士学校に通う主婦だ。

アラフォーの私は10年務めた会社を辞めて歯科衛生学生になった。

そんな私が歯科衛生士学校を選ぶ前に読んでほしいことを書いてみた。

【結論】歯科に興味が無い奴は辞めておけ

言わずもがな、歯科衛生士学校は歯科衛生士の国家資格を取得するためにずーっと体の仕組みや歯科の授業・実習を中心として勉強する。

なんだったら、同じような内容を違った角度から何度も学ぶ。

例えば、同じ「腎臓」という臓器についても生理学的観点からみた「腎臓」と解剖学的観点からみた「腎臓」では少し学ぶ角度が変わってくる。

だからより深く「腎臓」の機能や位置、役割について学べる。

つまり、体の仕組みや歯科について全く興味が無い場合は、興味のない分野を学ばなくてはいけない上に、さらに細分化されて何度も興味のない授業を受けなくてはいけないのだ。

興味のない分野を深堀していくのは苦痛だし定期試験も大変だ。

定期試験の難易度、追試験について

定期試験の難易度は低い。

私の通っている学校の場合、60点以上取れていれば合格だ。

つまり59点以下で追試験になる。

普通に授業を受けて、普通に試験勉強をしていれば子育て中の主婦でも追試験になることはまず無い。

なぜなら定期試験は落とすことを目的とした試験では無いからだ。

具体的には、歯科衛生士学校は「歯科衛生士の国家資格」に合格することを目的としているので、そのための定期試験が組まれている。

だから覚えるポイントをしっかり覚えれば誰でも定期試験はパスできるのだ。

しかし追試験が必要な学生は一定数いる。

私の通っている歯科衛生士学校の場合、追試験には1科目につき約2万円の追試料がかかる。

…1科目につき2万よ?

授業も比較的ビッシリ入っており大学生に比べて自由度は低い。

「国家資格だから」という安易な気持ちで入学しやすい歯科衛生士学校を選んでしまった場合、辛い3年間が待ち受けていると思う。

どうやって学校を選べばいいの?

では、興味のある分野で仕事をし働くためにはどうすればよいか?

専門学校に限らず大学でも短大でも、学校を選ぶ前に以下の手順で自分の将来について整理してから入学を決めて欲しい。

1将来自分はどういう「働き方」「生活」をしたいのかを書き出す
 ex)子育て中は時短勤務できる仕事、リモートで働ける仕事

21の優先順位をつける

3】その「働き方」「生活」を実現できる職種・業界は何か
 関心のあるものを書き出す

【4】【3】の優先順位をつける

【54の職種・職業に就くためにはどの学校に通うのがベストか調べる

【6】【5】の優先順位をつける

ここで注意してほしいのがまずは「理想の働き方、生活スタイル」を考えてから次に「関心のある職種・業界」を選ぶ点だ。

その業界・職種に就けたとしても、理想の生活スタイルが過ごせないのであれば、その仕事は長く続けることは出来ないだろう。

10年務めたゲーム業界を辞めていった私のように!

もちろん、間違った道を選んだ場合でもよい経験になると思う。

しかし入学して1年未満で辞める学生が多いと聞く。

1年未満で辞める前に、自分の将来について考えてから入学したら良いと思うよ!

あとがき

なぜこのようなことを書いたかというと「もったいないなぁ」と思う同級生が居たからだ。

でも私の「もったいないなぁ」という思いが正しいとは限らない。

むしろ正解なんて無いのかもしれない。

正解は自分で作っていくものなのかもしれない。

だから私の気持ちをその子に向けて伝えるつもりでnoteに書いてみた。

もしかしたら同じように悩んでいる子がいるかもしれない。

私はその同級生に何もしてあげられなかったけど、別の誰かの助けになればいいなと思った。

変化が早く大きい時代。

私自身も時代の流れに取り残されないよう必死に生きている最中だ。

間違った道を選んだ場合は、もう一度出発地点に戻って歩き直せばいい。

諦めないで前に進む力を持ってほしい。

君なら大丈夫!

きっと次のステージで輝くよ!


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