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【2021年3月〜4月まとめ】ヤクルトスワローズ観戦エッセイ

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ヤクルトスワローズ観戦エッセイの過去分を、一ヶ月単位でまとめたマガジンです。こちらは2021年3月〜4月分の記事がすべて入っています。 (3月から購読をしていただいている方は既に…
(【重要】3月から購読をしていただいている方は既にすべての記事が読めますので、こちらはご購入いただ…
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#ヤクルトスワローズ観戦エッセイ

2021年シーズン、開幕に寄せて

ビールの泡がこぼれないように気をつけながら、青い階段を踏みしめるように、一段一段、ゆっく…

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【3/26 阪神戦●】高揚と期待と現実と、青木がヘルメットに向かって叫んだ思いと

「今シーズンの、初ホームランは誰かなあ!」と、息子が言う。「なんといってもほら、(セ・リ…

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【3/27阪神戦●】「間違いなくヤクルトスワローズが、僕にとって最後のチームになると…

長い長い守備の時間、パトさんはずっと、真剣にグラウンドを見ていた。 3アウトになった瞬間…

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【3/28阪神戦●】野球を見ない日、ぐっちが粘った12球

今年はいつも、打席で祈っていた。 「けがしませんように、打てますように。」 おまじないの…

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【3/30横浜戦◯】それぞれの物語を抱えながらつかむその、一勝を

「ちょっともう僕みてられないからサッカー見ていい…?」と、9回裏、息子がチャンネルを変え…

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【3/31横浜戦◯】誰かが欠けるのなら、今いる人でやるしかない、それがチームだから

愛する銀座ウエストで、息子と愛するシュークリームを食べていた。 食べていたらピコンと震え…

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【4/1横浜戦△】村上くんの気合と落ち着きが、チームに与えるもの

その時の村上くんは、打席に向かう前のベンチからもう、気合がみなぎっているように見えた。 6回表、伊勢との対戦で、村上くんはなんというかもんのすごい眼力でそこに立っていた。そこからは、先輩との対決だからというだけではない、気概みたいなものが感じられた。 ♢ とにかく序盤から激しい(どころではない、なんのスポーツかよくわからない)点の取り合いがあり、その時点で11-7という点差が開いていた。(もちろん負けていた。) そしてチーム自体も間違いなく、ピンチを迎えていた。主力野

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【4/2巨人戦◯】「僕がしっかりしないと」と21歳の四番は言う

前日の横浜戦、伊勢との対戦で、村上くんからは並々ならぬ気迫が伝わってきた、気がした。でも…

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【4/3巨人戦△】「マリモです😎」と、田口が言うから、「また明日」を信じていたい

野球は、「また明日」と言えるところがいいところ。 …なのだけれど、毎日毎日見続けていると…

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【4/4巨人戦●】へなちょこなのでたいしのヒットがまだ見られない

たしかに、前日に私は書きました。「たいしにも、同じことを思う。次はチャンスで打てますよう…

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【4/6広島戦●】おにぎりを頬張るこどもたちを眺めながら

新学期早々、息子のことで色々とあり(まだ色々と心が疲れている)、夕方までバタバタしていて…

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【4/7広島戦◯】嶋さんのバント。

この実況も解説もつかないハイライト、それですらとても良い。それが今日の試合だった。 まず…

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【4/8広島戦◯】てっぱちの視線の先にあるものは

てっぱちやぐっちが凡退する時、いつも悔しそうな表情で、空を見上げているなあと思っていた。…

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【4/11中日戦●】今だからこそ訪れたその経験が、並木くんを成長させますように

逆転の大きなチャンスが目の前で逃げて行った時、その瞬間はへなへなと力が抜ける。こういうへなへなを昔の人は「落ち込む」と言い表したのかもしれない。 だけど時間がたってみると、それは大きな大きな、経験になったんだよな、と思う。これは並木くんにとっての、大きな経験だ。 9回表、一点差、あのチャンスの場面で同点のランナーとして本塁を狙う役割がルーキーの並木くんに訪れたのは、チームがこの緊急事態だったからこそ、とも言える。それはなかなかできない経験だ。それが成功したとしても、失敗し

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