伸びてる日々

　豆苗伸びすぎ。
　
　少しでも可食部を増やしてやろうという貧乏根性で粘っているうちに愛着が湧いてきた。ハウスの中の格子につるを巻きつかせていてかわいい。そうは言っても彼らは別に栽培されることを前提に売られているわけではないし、タッパーに水を張っただけの設備では、じきに黄変してしまうだろう。泣く思いでハサミを入れて…と続けたいところなのだが別にそんなことはなく、サッと切って鍋に入れた。愛着が湧いていたのは間違いなく本当だけど、残念ながら？このぐらいでは心が動かない大人になってしまった。

　あっという間に二週間が過ぎた。ろくに働いていなので、授業のお陰でメリハリのあるのんびりした暮らしとなっており諸々上手く(多分)進んでいる。働きたくない。
　コース分属後は気の合う人の濃度が高くなるから楽しいと聞いていたが、ある程度本当だと思った。なんとなく存在しやすい気がする。あとは研究室分属という共通かつ喫緊の問題があるから会話を始めやすいのもあるか。二外何にした？よりは遥かに話を続けやすい。

　そろそろ再訪したいと思っている。殴られて伸びるぐらいには色々溜められていると思いたい。そもそも殴られるレベルに達しているのかは疑問だが。

　最近は桜が散ってすごく春。sumikaと星野源の登板回数が増えている。