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咲いた日

 二月末の段階では「いつもの」状態だったドロセラ、帰ってきたらなんかひょろひょろっと伸びていた。そういえばそろそろ開花時期だった気がするなあなんて思っていたら、そこからどんどんつぼみが膨らみ花弁があふれ始め、今日の昼頃開花した(朝起きたときにはまだ蕾だった)。思ったよりもスピーディーに開花に至った、あと数日向こうにいたら開花に立ち会えなかったと思うと、このタイミングで帰国してよかったと心の底から。

 自分でも信じられないぐらい愛着が湧いている、無償の愛というやつなのか、でも花咲かせたり粘液出したり、割とフィードバック多めな植物なので無償というのもなんか変な気がする(そういう反応を見せてくれるのが報酬な気がするので)。

 ここまで植物栽培にハマるとは思わなかった、比較的丈夫な種ばかりなのですごく手をかけたりしているわけではないのだが、朝起きて彼らの元気を確認するという一コマがなんか良い。自分一人では踏み込まなかった(少なくとも向こう数年は)であろう世界なので、きっかけをくれた先輩ありがとうございますという感じ。

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