見出し画像

芸術での抗争「British Eurosportの驚き」

 印象操作は、長い時間をかけて行われます。少しずつ行うことによって、気が付かれにくい。ゆっくりと基準を変えていく。いつの間にか、ゴールポストの位置は、最初とは異なっている。しかし、長い時間をかけているので、ずれたことに気が付いた時には、もはや後戻りはできないのです。

図1

 フィギュアスケート界では、古くは報道と審査と両方から、印象操作が行われてきました。近年では、インターネットの掲示板、SNS等も入り込んできて、非常に込み入った状況になっています。その歴史の重みは万年雪、南極氷河レベルです。🥶🥶🥶🥶🥶🥶

 今回は、とても些細なことですが、スケート放送📺の際の、コメント一つで、印象が異なることをご紹介します

フィギュア放送は外国人選手の特集番組だった

 M選手が活躍していた当時、国内のスケート放送📺は、物凄くつまらないものでした。世界選手権で、多くの選手が演技している間に、なぜか半島出身の選手のプロフィールや、ドキュメントが入るのです。

図2

 スケートファンからすると、下位の選手も興味があるのです。どんな新人がいるか、ベテランの演技が見れたり等、楽しみは多いのです。

 それが興味もない選手の顔ばかり映って、テレビ📺️の前でブツブツ言っていると、家人から「それなら見なければいいだろ?」と言われる始末。お茶の間🍵🍵🍵スケート観戦は、封印されたのでした。🚫🚫🚫❌❌❌

 和敬清寂さんのブログに、当時の偏向状況が紹介されています。
改めて酷さを確認しました。スケートの死んだ日と、本文にあります。 https://ameblo.jp/arashi-toranosuke/entry-11776540753.html

ソチでの驚き

 それが、ソチ五輪の団体戦の試合を、家事をしがてら見ていた時、『すごいジャンプを飛ぶ、日本選手がいる❓👀』

 4回転トゥループも、3アクセルも切れ味抜群で、わが目を疑いました。ジャンプの得意な選手は、スピンがダメなこと、つなぎが雑なことが多い、それなのに、スピンも回転軸が細く、回転が速い、振り付けも音楽にもしっかりあっていて、あれよあれよという間に🏅を獲得していました。

*若くて、まだてっぺんは無理と思われていたのが幸いしたのだと思います。(ダークホース🏇だった。⛸連が油断した。)また、H選手のコーチがロビー活動の重要性をよく理解し、選手のコンディショニングに独自の手法を持ち、メディア📺🗞がどういうものか、身をもって知っていたことが大きかった。

ソチでの無念

 一方、M選手は、ショートで転倒があり💥、失意の私は、当時フリーを見ることができなかった。😣😭😢

 彼女が調整が難しいように、⛸連の用意したリンクは砂利交じりだといわれています。このリンクに、H選手は合流していません。(体調不良が理由になっています。)十分な練習ができない中で、マスメディアの質問攻勢🎤🎤🎤🎤🎤🎤にさらされ、失敗が一つも許されない、ショートプログラムで、失敗しない方が奇跡です。試合前には、取材を自粛🚫するとか、そのくらいの配慮をしてほしいと思います。

 詳細スコア↓を見てProgram Components ScoreのM選手下げに、びっくり👀👀👀しました。技術でいくら下げても、下げきれないので、PCSを下げておくのだと思いました。上位選手のPCSの平均値に対して5点程度下げています。PCSというのは、スケーティングのうまさだったり、振り付けの良さだったり、踊りの質とかを得点にするのです。M選手がそこまで低いとは、理解に苦しみます。 ↓は詳細スコアです。

http://www.isuresults.com/results/owg2014/owg14_Ladies_FS_Scores.pdf

*いくつかの限られた国以外の選手、特に日本人選手下げは、世界の⛸業界の伝統芸です。

 露の皇帝が、M選手を称えるツイートをしていたのを思い出します。Program Components Scoreが5位の選手の演技に、スケートの一人者たちのここまでの絶賛があるなんて、理解に苦しみます。審判って何なんでしょう。

*東スポは、時々不思議な動きがあります。

 とにかく、M選手つぶしは、芸が細かかった。彼女の実力が高かったからだと思います。3Aのアンダーローテーションを、とにかく厳しくとる。これによって、常にプレッシャーを与える。そして、技術だけなら、つぶしきれないから、PCSを低く設定する。明らかに談合が疑われるように、綺麗にそろった低得点。(いわゆる二番手層の選手よりは低くならないところに設定。)

 📺も、『回転が足りませんでした。』と大変残念そうに言う。『3Aはどうでしょうか?』、何度も言ってみたりすることで、プレッシャーをかけていくのです。それなのに、一言だって、プレローテーションについては触れないのです。

 また、⛸の専門家と称する人たちが、細目に、M選手のスケートの印象をを下げておくのです。子供っぽく表現力が不足しているなどというのです。大人っぽいから表現力があるわけではないと思います。子供のようで妖精のような舞だって、美しかったり、面白かったりすれば、芸術としては成立します。「○○だから、今一つなんです。」と、レッテル張りをするのは、『言論人』w『専門家』wが、他人に対してマウントをとる一つのやり方です。🤼‍♂️

British Eurosport の驚き

 あまりの大物選手の登場に驚いて、ネットで動画を検索していると、H選手のシニア昇格二年目のニース大会の映像に行きつきました。それがこちら。

 解説のサイモンたちは、自国の選手でもない若手選手なのに、持久力がない(喘息)とか、よく知っている。その上で、驚異的な才能の持ち主と最初から絶賛している。(演技中は、ほとんどコメントないです。)

 アウトサイドのターンの簡単な転倒があったけど、そこは軽く触れるだけで強調することもなく(〇〇📺なら、転倒がありました。を何度言うことだろうかと思う。)他の要素を誉めまくっている。

 そして、いつかこの選手はチャンピオンになるよ。(7:35~)そう断言しているのに、びっくりしました。👀

 今日は、他にも才能豊かな選手が、残っているから、一位は難しいだろうけど、きっといつか、、と👏👏👏

 British Eurosportは、スポーツ専門チャンネルなので、当然コメンテーターも、解説レベルの知識を持っていますし、そのスポーツが好きなことが前提の放送で、日本の地上波のように、多くの人に見せるための📺放送ではないので、細かいことも言及できます。

 しかし、何より異なっている点は、選手に対して尊敬の念を抱いているか、抱いていないかです。もちろん、競技を知っていれば、尊敬の念も大きくなります。しかし、それだけではないと思います。日本の📺局のスタイルは、上から目線なのです。常に、人を見下して荒を探そうという姿が見え隠れするのです。

 British Eurosportの放送で、ニース(仏)の競技場の廊下でウォームアップをしている、高橋大輔選手が📺映像に映った時に、コメンテーターが、「今日の観客はラッキーですね。」と言ったり、H選手の今後に対して、「(偉大な)M選手のように、しっかり育ってほしい。」なんてコメントが出てくるのです。そういう、細かいところで、T選手やM選手を尊重していることが伝わってくるのです。聞いている方は、T選手やM選手は、世界のスーパースターなんだと分かるわけです。

図3

 日本のテレビ中継を見ていては、どれだけ日本選手が優れているかに気が付く機会が失われているということです。

 最後に、こちらはイタリアのEurosportのコメンテイター、アンベージさんの固定ツイート。

 最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️















 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?