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芸術での抗争 「3Aの黒歴史」

【閲覧注意のお願い】本文では日本人選手を応援するスタンスをとっており、個人の選手の好き嫌いを議論しているわけではありません。特別に応援する選手がいる場合、不快になるかもしれませんので、その場合は、閲覧しないでください。

 芸術の破壊は、国の破壊につながる!

 大統領選の考察をされていたHarano Timesさんの動画で、他国を侵略する方法として、政治🤵・芸術🧑‍🎨・教育👨‍🎓の上で、何年も、何十年もかけて、侵略するという話を聞いて、フィギュアスケート(芸術❓)での出来事を整理しようと思い立ちました。

 キーワードは、分割統治、印象操作、ロビー活動です。💣💥💥

 今回は、分割統治に関連して、トリプルアクセル (3A、三回転半ジャンプ)の審査について書いてみます。⛸️⛸️⛸️⛸️⛸️⛸️

 分割統治とは、英語で言うと "Divide & conquer" (分割して、征服する。)とか "Divide & rule” (分割して、支配する。)のことになります。 簡単に言えば、敵の内部で喧嘩をさせて、漁夫の利で征服することです。日本のスケートの選手は、技術的にも芸術的にも高いにもかかわらず、審査の際に思ったほど点数が伸びないことが多いのです。

 これは、判定のルールが日本人の選手には、不利にできているからです。特に、3Aに関しては、ま〇ちゃん、だ〇ちゃん、二度の五輪選手権者が、それぞれ大変苦労しているのです。国内のスケート関係者は、これについて声を上げません。その理由が、この分割統治だと考えるのです。きちっと、声を上げてルールの変更ができていたとしたら、YVR五輪は、アベック金🏅🏅もあったかもしれないのです。(以下三人の選手を、M選手、T選手、H選手とします。)

 スケートの採点方法は? ジャンプの種類は?

 かつて、スケートの審査は、減点性でやっていました。しかし、いろいろ問題があり、ルール改正の末、ジャンプ、スピン、ステップ等の技の要素ごとに、試行回数、採点基準を作って加点する評価部分と、全体の芸術性や、振り付けの良さ、つなぎの良さなどを、それぞれ満点に対して減点がいくらかで評価された、減点する評価部分を足し合わせて、総合得点が計算されます。

 そのうち、ジャンプは、一番点数の配分が大きい要素といえます。このジャンプについて以下に述べます。

 ジャンプには、大きく分けて、①トウジャンプと呼ばれる、踏み切る足と逆のスケート靴の先端で氷を蹴って飛び出すジャンプと、②ブレードorエッジジャンプと呼ばれる、トウすなわち靴のつま先を使わずに、ブレードが氷についたまま踏み切るジャンプの二種類があります。⛸️⛸️⛸️⛸️⛸️⛸️

ジャンプ説明


 日本の選手は、スケーティングの技術が高い選手が多く(動きがスムーズなので、素人でも何となくわかります。)、ブレード上に安定して体重が載っていますので、ブレードジャンプが得意な選手が多いのです。特に、3Aは伊藤みどりさんが、非常に美しい3Aを飛んだこともあり、妹弟子のM選手も、これが飛べる選手です。

 独断と偏見になりますが、欧米の選手は、どちらかというと、トウジャンプが得意な選手が多いと思います。特に、新大陸の選手は顕著です。

 このことが、基礎得点と、ジャンプの成否の判定基準に大きく影響していると思っています。🙆🙅‍♂️🙆‍♂️🙆‍♂️🙅‍♀️

 まず、ジャンプの難しさを、現在の判定基準の順で並べます。得点の高いほうから、アクセル(ブレードジャンプ)、ルッツ(トウジャンプ)、フリップ(T)、ループ(B)、サルコウ(B)、トウーループ(T)の順となっています。(難易度については、いろいろ言いたいことがありますが、今日はスルーします。)

 次に、ジャンプの成立の判定の仕方です。近年は、たとえ転んだ場合でも、回った回数でジャンプの基礎点が大きく異なりますので、何回回っているかの判定が大変重要になります。

 『回転不足』の真実!?

 『回転不足』というのを、聞いたことがある人も多いと思います。M選手がさんざんやられました。『アンダーローテーションでした。』そのため3Aはダウングレードして、2回転半やノーカウントの判定になり、一気に基礎点を失ってしまうのです。

着地

 このアンダーローテーションというのは、着地したときに回転数が足りずに、着氷後、氷の上で少し回ることを言います。M選手を応援していた当時は、『回転が足りないなら仕方がない。』😭😭😭😭😭😭 そう思っていたのです。しかし、ルールには裏があったのです

 なんと、踏み切るときに、飛び上がる前に少し回るのはOK👌👌👌👌👌👌なんです。これを、プレローテーションといいます。

 えー😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱😱

 プレローテーションは、OK👌なんですか??????

 なんと、YVRの👨🥇は、プレローテーションの3Aと、後は3回転ジャンプだけだったのです。女子よりレベル低いといっていいです。T選手はプレロテのない3Aを飛び(四回転は転倒してしまいました。)、露の皇帝さんは、4回転を飛んだのにも関わらずです。😱

 もし、ここで国内のスケ連と、露の連盟が協力して、ロビー活動をして、プレローテーションOK👌なら、アンダーローテーションもOK👌にしようと、しっかり働きかけていたら、、、、結果はどうだったでしょう。

 この働きかけの提案すらできなかった理由の一つが『分割統治』なんです。

 日本人はフィギュアスケートに向いている。

 日本人は、まじめにたくさん練習すること(高度な技術が取得できる)、身体的に細身で回転技に強く、膝の使い方がやわらかく着地が上手く、ジャンプやスピンに向きます。そのうえ、伝統的に日本舞踊や、歌舞伎・文楽などの見せる芸術が多く存在するため、同じく見せる芸術の要素のあるフィギュアも受け入れやすく人気も高い。その結果、他国に比べて競技人口も多く、強い選手が多いのです。

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 そのことをよく思っていない人たちは、国の内外にたくさん存在します。そこで、個々の選手の力を下げるために、国内のライバル選手同士を、どうにか確執させて、個々の選手を孤立させ、弱らせていくという活動が行われていると思っています。(⚽サッカーでも、トップ選手同士が、仲が悪いと報道📺📰されて迷惑しているとの発言もあります。)

 どうやって内部に諍いを生じさせるの?

 N国にA選手とB選手がいたとします。それに対して、D国にはC選手がいるとします。C選手を勝たせたい、D国の関係者(必ずしもD国ではなく、N国をダメにしたいと思っている国でも同じ。)は、メディア📺📰を使って、「A選手とB選手は仲が悪い。」とか、「A選手のジャンプは、B選手に比べて種類が少ない。」等、ファンの心理を煽る報道📺📰や、SNSなどで、多くの『がせ』情報を沢山流布しておくのです。

 そして、A選手に不当な採点があったとします。そうすると、A選手のファンや関係者が騒ぎます。しかし、B選手のファンは、「B選手をいじめてるから、罰が当たったのよ。」とか、「A選手は、技が少ないから、しょうがないじゃない。」となって、N国内の意見は、ファンの争いで二つに割れてしまいます。実際は、審査の仕方が、不当に偏ってC選手に有利で、A選手に不利あっても、審査の仕方を問う人は現れません。

 その結果、N国の評判は下がり、D国の株が上がるわけです。

 国力は、印象も大切な要素です。強く技術力の高い国を相手に、進んで戦いたいと思う人は少ないでしょう。海外の政治家たちは、こうしたことも、ちゃんと計算に入れてしたたかに駆け引きをしています。

 『内部分裂』を狙った工作活動?は確認されている

 実際に、選手を下げるSNSでのアルバイトが、ネット上でいくも募集されていました。いくつかの魚拓がとられています。多くのファンたちは、国内のファン同士の嫌がらせと思っています。しかし、私はそうではないと、確信しています。一つ目の理由は、悪質な複数のバイトをネット上で複数人募集するのを、全てお金で賄っているとすると、国内の普通の一個人がやれる規模ではないと思うからです。詳しくは、次回以降に述べようと思います。

 プレローテーション有り無しの違い⛸️

 それでは、いよいよスケート話です。ちゃんと飛んだ3Aとプレローテーションの3Aとの比較をしてみます。

 フジテレビ📺は、アイスコープ🎥という技術を導入して、ジャンプの高さと飛距離とスピードを測定しています。⛸️

 プレロテ🌀をしているX選手と、プレロテなしのH選手の値を比較してみます。(H選手は、バックアウトカウンターという難しいターンを挟んで直ちに飛ぶので、スピードは抑え気味になっています。)

比較表

 圧倒的に高さと飛距離が異なることがわかると思います。プレロテありだと、どうしても高さと飛距離が出ません。

 X選手は、スピードは十分あるものの、飛び上がる力以外に、氷上で少し回るために力が使われているのも手伝って、高さも飛距離も出ていません。これは、全選手中でも、かなり低いほうです。GOE(最大最小±5点)の採点基準に、十分な高さと飛距離もあるのにも関わらず、この二つのジャンプに1点も差がないのは信じられない結果です。🙀😿


 次に、gifで比べてみます。 


 X選手は、飛び出す前に、しばらく右足に乗って、離氷する直前に左足を前方に踏み出して、足を変えて一気に踏み切っています。(3Aの離氷動作で、簡単な飛び方です。)少し回りかけてから氷のしぶきが上がっている💦(エッジが氷の表面から離れていれば、ここで氷のしぶきが上がるはずはないのです。)そこまで氷の上にエッジが乗っているのがわかります。⛸️

 着氷してすぐに、左足に踏みかえて体を大の字の形にするインサイドイーグルを行っています。イーグルは、ある程度難易度がありますが、右足の着氷が安定してできていなくても、足を踏みかえてしまっているので、ジャンプの後の流れがあったかの判断はできません、難易度も、そこまでは高くはありません。この着氷後の左右の足の組み換え回数が多いことで、着地の流れが損なわれているように見えます。😑😑😑😑😑😑

 H選手は、飛び出す直前までステップを踏み、左足で後ろに滑りながら、踏み出す直前に、左足のままターンをして(バックアウトカウンターのターン。最も難しいターン)左足で飛び出します。着地した右足を入れ替えることなく、右足を軸に回転しながら進む、ツイズルという技にスムーズに移行しています。ジャンプの前後で、踏み切る左足でターンをして直ちに飛び出し、着地した足のままで、次の技を行うという、超鬼畜👹難易度の3Aです。🥰🥰🥰🥰🥰🥰


 早すぎて、採点が難しいというかもしれません。しかし、他のスポーツでは、採点に疑義があった場合、特別にビデオ判定📺をする時間も設けられます。スケートの場合は、審判の裁量次第で点数を下げることも実質上可能なため、選手や関係者の方から、再判定をお願いするようなことはなかなかできません。

 この状態が放置されるのは、スケート⛸️がスポーツとしてはマイナー競技であることも関係します。😢😢😢😢😢😢

 視聴者数が圧倒的に多い野球⚾やサッカー⚽のように、お酒🍺を飲みながら、おじさんたち🧑🧑🧑が観戦しているような競技だと、審判がずるいことをすれば、そのスポーツの協会や、スポンサーはクレームの嵐に対応しなくてはならなくなります。

 ファンのほとんどがバレエ🩰やダンス💃などを好むため、ルールに準じて文句を言うような、観客はほとんどいません。😞😞😞😢😢😢

 コマ数の多いビデオやハイテクを使って判定すれば、視力👀が落ちてしまった、中高年の方でも、公正に判断できると思います。
 フジテレビ📺は、せっかく開発したアイスコープ🎥を、今年はほとんど使っていませんでした。技術のある選手が分かってしまうからだと思います。🤐💦💦💦

 最後に、H選手の3Aがどれだけ難しいか、元全日本の選手⛸️が、実技を交えて解説してくれているので👏👏👏、貼り付けておきます。(お借りしました。🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️)7:30からが、バックアウトカウンターの3Aの解説です。⛸️⛸️⛸️👏👏👏


 最後まで、読んでいただき、ありがとうございました。🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️🙇‍♀️

 







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