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医療従事者の言葉で突然不安に

こんにちは、むしゃ子です。

私は、自分のような障がい児ママが
自分と子を受け入れて、
笑顔で子育てできるように活動しています。


今回は、
日帰りの医療型短期入所を利用した時に
起こった出来事の話です。

何気ない看護師さんからの言葉で、
かなり不安になってしまった私のことです。

では、どうぞ。


何気ない看護師さんからの言葉の数々

今日も日帰りの医療型短期入所。

私はいつも、
「日帰りのショートステイ」と呼んでいます。

朝は、夫にも協力してもらい、
出発する準備を整えます。


サッと着替えと、サッと朝食を食べさせて、

チャイルドシートに乗せ、いざ出発。

時間は8時半。

30分くらい車を走らせ、いつもの病院へ。


やっとこさ病院に到着。

駐車が完了したら、早速病棟へTELし
看護師さんにきてもらって、

車の中でむしゃ美はコロナ検査を受けました。

そして、看護師さんから
「陰性です」という電話がかかってきて

いざ、病棟へ。

チャイルドシートから
大きくなって重たくなってきたむしゃ美を
おろし、ベビーカーへ。


正面の玄関から中に入り、
さらに奥にある病棟の方へ。

私は、ずんずか、ずんずか
ベビーカーを押し進める。

病棟の扉が開くと、看護師さんが
ナースステーションから出てきた。

むしゃ美には
担当の看護師さんがいるのだけれど、

今日は、その看護師さんは不在らしい。
別の看護師さんが出てきた。

私は持ってきたファイルを取り出す。


このファイルには、
むしゃ美の体調についてあらかじめ
私が記入してある。


看護師さんに渡しながら、
説明を付け加える。

「朝ごはんはあまり食べれていません」
と私は伝えた。

看護師さんは
「あら、食欲はあまりないかしらね〜」と。


「防水シーツを持ってきたので、
もしよかったら使ってください」とお伝えした。

短期入所を利用している間、
ベビーカーに座っていることが多いみたいで、


「もし小上がりのところで
むしゃ美がゴロゴロできるなら」
と思って、持参した。

看護師さんは
「もしかしたら、ゴロゴロするのが難しいかもしれませんが、できそうなら、
使わせてもらいます」と。



そして、
「食事のときは、何か椅子とかに座らせればよいですか?」
と看護師さんが私に聞いたので、

「いつも専用の椅子に座らせてもらっていると思います」
とお伝えしたら


看護師さんはふと、
思い出したかのように、

「そういえば、準備されていたな〜」
と笑いながら答えた。


そして、
「食べさせるときは何か注意点はありますか?」と私に聞いた。


私は一瞬「ん?」と思い、

「いや、ST(言語療法)が入っていると思いますよ」
と私は答えた。

そしたら、看護師さん「そうですか」と。


その後、むしゃ美にバイバイを言い、

「よろしくお願いします」
と看護師さんに伝えて、

病棟を後にした。

病棟の扉を開き、車にたどり着き、
家に向かって車を再度走らせた。


この日は晴れて、気持ちが良い日のはずなのに、

どんどん走らせるにつれて、

どんどん目の前が暗くなっていく感じがした。


不安不安で、リフレッシュにならなかった

看護師さんが言った

「注意点がありますか?」
というフレーズが頭の中に浮かぶ。


私は心の中で思った。

「あの看護師さん、
むしゃ美に食べさせるときの注意点すら
把握していなかったのだろうか。。。」



むしゃ美は口の中の発達が遅く、

1歳7ヶ月(当時)だけど、
まだまだ離乳食後期の段階。

つまり、
おかずは未だに刻んであげる必要があり、

飲み物に関しては、とろみが必要。


食形態のことや食べさせ方などは
全てST(言語療法)の先生から教わっている。


そして、前回の利用時に、
担当の看護師さんから、
「食べさせる時の注意点」が
記載された用紙をもらったばかり。

それは、
むしゃ美の担当のSTの先生から、
看護師さんに申し送りされた用紙でもあった。


だから、看護師さんは、
すでに食事の際の注意点は知っているはず。


「なのに、『私に』注意点ありますか?
って聞くの?」



考えれば考えるほど、私の頭の中は

「あの看護師さん、大丈夫?」
という言葉がグルグル回る。


すると、
むしゃ美を預けていることに対して、

とても不安になってくる。


さらに、
「なんで、私に聞いてきたんだろう?」と。


「あの看護師さん、いつも親に聞いているのかな?」


「それとも、私が作業療法士だから。
全てわかっていると思ったから
聞いたのかな?」


「STの先生が入ってくれてるんだし、
申し送りされなかったのかなぁ」



看護師さんは、たくさんの患者さんの、
1日のスケジュールの把握を
しなければならない。

担当だけなら良いものの、
担当外の患者さんを持つとなると、

さらに倍の新しい情報を
把握しなければならない。


だから、わからないことは
「お母さんに聞けば良いや〜」
と思ったのかもしれない。


けれども、私からすると

いきなり「注意点がありますか?」だなんて
唐突に聞かれてしまうと

「この人、大丈夫?伝達されていないの?
注意点把握していないの?」と

すごく不安になってしまう。


ふと、最悪のことを考えてしまって

「むしゃ美がご飯の時に
窒息してしまったらどうしよう 泣」

と良からぬことを考えてしまいました。



親が少しでもリフレッシュできるようにと
考えられて作られた

この医療型短期入所で

親はリフレッシュするどころか

ずーーーっと不安に苛まれ、

自宅にいても、
いても経ってもいられない気持ちでした。

正直、1日、寝込んでしまいました。


まとめ

今回は、この記事を投稿する1年前に起こった話です。

当時のことを細かくエピソードとして
述べました。

このエピソードから
どのようなことを感じられましたか?

次の記事で、振り返ってみようと思います。

ぜひ読んでみでくださいね。

今回は、ここまで。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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