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魚津埋没林博物館(富山)

でっかい根っこの博物館…

富山県魚津市は蜃気楼と埋没林で知られています。
え?、蜃気楼はともかく、埋没林って何?って人がほとんどでしょう。
かくいう私も、訪問前はそうでした。

埋没林とは手っ取り早くいうと、地形や自然環境の変化で林が土砂などで地下に埋まり、そのまま当時の自然環境が残されたタイムカプセルのようなものです。

魚津埋没林は海面下に沈んだので、巨大な杉の根っこがそのまま保存されています。水中だと木など腐って残らないように思いますが、実際は逆で、水中だと空気が遮断されるので大昔のものがそのまま残るのです。

水中に沈んだ巨大な根っこを目の当たりにすると、なんとも不思議な感じがします。
まさに何これ?って感じです。
特別天然記念物に指定されるのも、わかるような気がします。

埋没林の他には、蜃気楼に関しての展示もあります。
タイミングに恵まれれば、この博物館の前の海岸から蜃気楼を見ることができます。
特に冬は、視界さえよければほぼ毎日見ることができるそうです。


SFチックな博物館の外観
博物館の地下にはまだまだ埋没林が埋まっているとか
水中の埋没林

魚津埋没林博物館

開館:9:00~17:00(12月1日から翌年3月15日までの木曜と年末年始休み)
料金:大人・高校生以上 640円 中小生 260円
住所:富山県魚津市釈迦堂814
電話:0765-22-1049
駐車場:無料

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