読みやすさ(Readability)とわかりやすさ(Easy-to-understand)
私はカタカナと数字が大変苦手で、すぐに読めない、頭に入らない。
ので、ドストエフスキーは諦めた。
最初はマ・・・・・スキーさん、ロ・・・スキーさんと登場人物を判別したが、マ・・・・スキーさんがいっぱい登場しすぎて、誰が何をしたのかわからなくなるからだ。明治頃の翻訳では不思議の国のアリスを「愛ちゃん」とかにしているけど、そうしてくれたら読めたかも。
表記が英語だったり、ひらがななら読むことができる。
だから、私自身が文章を書くときにはなるべく、ひらがなに「ひらく」。
泉屋博古館のキャプションに登場するやつも読めないものが多いので、何となく四角い漢字と認識している。(なんとなく四角い漢字→「卣」)
どうすると読みやすいんだろうね、という論文があるとのこと。
三谷雅純「ユニバーサル・ミュージアムで文章はどう書くべきか:コミュニケーション障がい者への対応を中心にした年齢、発達、障がいの有無によるギャップ克服の試み」『人と自然』22,2011
田中正之さんの書評で紹介されている、『<障害者>として社会に参加する 生涯学習施設で行うあらゆる人の才能を生かす試み』(春風社 2021)も興味深い。
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