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市川猿之助奮闘歌舞伎公演 大千穐楽

明治座の幕が下りました。
初日に観劇したのがひと昔のように感じるほど記憶が遠い。この公演が終わってしまったら気分が落ちてしまうのではないかと怖かった。でも、不死鳥~の千穐楽、翌日の大千穐楽の2日間は私に小さな奇跡がたくさん起こりました。少しづつ振り返っていきます。

公演が終わって。。。心から言いたい。
猿之助さんの舞台に出合えたから今の私があります。痛みを抱えて、その先に舞台に立つ決心をするのなら全力で応援していきたいと思っています。

隼人さんが終演後の幕前で、猿之助兄さんに育ててもらった。。と話したように、私も15年間、歌舞伎ファンとして育ててもらった。変わらずここから発信して奇跡を信じます。

まずは昨日の隼人さんのこと。本来なら花形公演として一日限りの主役公演のはずでした。結果、11日間も隼人さんが演じることになった最終日。ラストのラストに起こった奇跡のお話から。

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