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観劇遠征

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京都春秋座、南座、博多座など、歌舞伎と旅のお話。
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2023年3月の記事一覧

旅する猿之助さん 岡崎編

猿之助と愉快な仲間たち公演のお陰で初めて訪れた愛知県岡崎市。大河ドラマ「どうする家康」の主人公、徳川家康公の生誕の地。観光客が多いだろうと少し不安でした。すると猿之助ファンの友人が一日一緒に行動してくれることになりました。彼女の観光プランに完全に乗っかるノンストレスな旅の後半。写真で綴ります。 昨晩のうちに名古屋方面に移動し友人宅へ。夜中までのおしゃべりも楽しい。これも猿之助さんのご縁です。 さて、翌日は早朝からスタートです。公演が行われる岡崎市民会館’あおいホール’のま

旅する猿之助さん 京都編

三月の歌舞伎座、南座が千穐楽でした。 おめでとうございます。 歌舞伎座は第一部、南座はAプロを楽しみました。幸四郎さんの悪役、壱太郎さんをはじめ花形の皆様のパワー、これからの歌舞伎がより楽しみになる公演でした。有難うございます。 今月の私は「猿之助と愉快な仲間たち」が心のほとんどでした。公演の感想はayaMAGAで書いてきましたが、20日から一泊で楽しんだ京都~岡崎の旅を写真で綴ります。 アクスタ初心者なので、取り出すのを忘れたり(笑)、良い写真が撮れなかったりしていま

壱太郎さんの勘平に猿之助さんを想う

猿之助と愉快な仲間たち公演の前日は京都を楽しみました。近年の南座「三月花形歌舞伎」がすごく面白そうで、機会があれば観劇したかったからです。 しかも今年の趣向が楽しそう!仮名手本忠臣蔵の五段目六段目を、チームで江戸と上方の型で演じ分けるのです。時間の都合で夜の部のBプロだけを観劇しました。 ちなみに早野勘平を演じる右近さん壱太郎さんの衣装がこんなに違います。 拝見したBプロはチーム上方。壱太郎さんの勘平、千之助くんのおかる、千次郎さんの母おかや。何度か観ている六段目がとて

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猿之助と愉快な仲間たち「岡崎特別公演」

岡崎遠征の続きです。 「ナミダドロップス」大千穐楽の後には舞踊公演がありました。公演と公演の間は、あおいホールが入っている岡崎市民会館の計らいで予約販売の’おぎ乃’のお弁当を楽しみました。まわりに飲食店が少ないことを知り、事前に予約。結果、6人で食べることになりました。 会館がお弁当予約者に会議室を解放してくださったお陰で快適。猿ゆか公演で知り合った皆様と修学旅行のような楽しさ。この背景のわちゃわちゃ感(笑)途中で、Twitterのスペースをしようかと話が出るくらい。東京か

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ナミダドロップス 大千穐楽!

猿之助と愉快な仲間たち第3回公演「ナミダドロップス」 大千穐楽おめでとうございます。 東京~京都~岡崎、約2週間に渡った公演でした。京都春秋座は拝見せず岡崎公演に行ってきました。大千穐楽を見届けたかったからです。カーテンコールで郁治郎さんが泣いていました。そのわけはこれだったかもしれません。 役者さん方にサプライズだったのではないでしょうか。猿之助さんのご挨拶でお客も気づきました。こんなふうに温かい横断幕を見せられたら泣いちゃいますよね。私も隣の友人も泣いてしまいました。

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博多の旅

今年最初の遠征旅のお話。 博多座「新・三国志」は3年ぶりに博多に連れて行ってくれました。疫病禍、また遠征旅ができるのだろうかと漠然と思っていました。 それがだんだんと出かけることができ、とうとう博多に行くこと叶いました。3年ぶりの友人、3年間で仲が深まった友人、新しくできた友人。この3年があったからこそ会えた人々だと思う。街や人に癒された旅を写真で綴ります。 2月中旬に一泊。福岡空港に着くアナウンスだけでこみ上げてくるものがありました。また来ることができたんだな。そんな