もう一つの大学サッカーの審判をしていた頃。第1弾

こんにちは、ご無沙汰しておりますムサシです。

皆さんは、大学サッカーといえば体育会サッカーを思い浮かぶ人が多いかと思いますが、実はもう一つ本格的にやってる大学サッカーがあります。


〜それは大学同好会サッカーです〜

大学同好会のサッカーって、遊びだったりとか中途半端にサッカーをやってるイメージが取り上げられがちです、実際私もこのカテゴリーに出会うまではそんな気持ちを抱いてました。中当時は審判でトレーニングをする機会もなくて、イベント会社を頼ってトレーニングの場を作ってもらってた感じの中で吹いていました。

そのような形で大学同好会を吹く事が多くなっていったのですが、最初はなんで遊びのサッカー吹かなきゃいけないんだよって思いながら笛を吹いていました。

でも、担当していくうちにそんな印象はなくなっていきました。なぜならば、サークルの試合とは言えど真剣勝負が繰り広げられてたからです。正直試合内容によっては大学の体育会よりも強度の高い試合もあったりします。まぁ、同じ大学生だからある意味普通かもしれません。

機会があるときには選手と話す事もありました、話していると本当にサッカーが好きな人が多かったり、たまたま大学の体育会のサッカー部に落ちてしまったとか、キャンパスから体育会の活動場所から遠いからサークルのチームを選んでるというひともいます。

実際サークルの試合に全国で活躍した選手もいたり、近年ではJユースでバリバリサッカーやってた人も所属しているくらいです。

あと、大学同好会のサッカーで体育会にないような局面がひとつあります。

それは

1対1を勝負しに行くシーンが圧倒的に多いです。


私のサッカー感は正直、スペインやメキシコのようにパスを回して組織でサッカーをやることを好みますので、ここで2対1の局面を作れば楽なのになぁとは思うシーンもあるんですけど、サッカーの醍醐味って1対1を勝負しにいく事じゃないですか、審判をやってない試合とかでも本当に楽しくサッカーを見てました。

こんな事俺には絶対にできないって思いながら笑

1対1を勝負するってセオリー的にはアタッキングエリアのサイドに入ってからのイメージがほとんどかと思うんですけど、大学同好会はそんなのお構いなしでハーフウェーライン付近でも勝負してくる選手はいるし、センターラインの方でも打開してくるような選手もいます。

たまに見る連携プレーも個を融合した形になるので、ワンタッチパスの連続で剥がすシーンもあったりします。

ただワンタッチパスで剥がしていくシーンは体育会の方が上手になってしまいます。そこにはポジショニングの意図とかエリアで数的優位を作る事が頭に入ってたり、するので感覚だけでなくて、理屈や哲学等が入ってきてるので、どうしても感覚的な部分だけでは連続して成功するのは難しくなってくるとは思います。

それでも大学同好会サッカーは、サッカーの本質に近いところを捉えてるのではないでしょうか?

サッカーとは

誰もが楽しみ、誰もが参加できるようにルールは単純になってる。

これがサッカーの魅力ですから、本質に捉えているのです。

今後はリーグの仕組み、JFA主催の全国大会がある事等を話していきます。



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