個サルプレイヤーから競技フットサラーへ 〜個サルに出会う編〜

皆さんこんにちは、武蔵です。今回も連載シリーズとさせていただきます。

私が初めて個サルに参加したのは、29歳の冬ですかね。


個サルとは:フットサル場で開催されている、いわゆるフットサル・サッカーのゲーム会。初心者、中級者、エンジョイ、オープンクラスにカテゴリー分けされています。

というものに初めて参加しましたね。

正直個サルの存在は知ってたけど、最初はかなり抵抗がありました。カテゴリーがあるとは知らなくて、素人と蹴るのが物凄く嫌だったからです、今思うと本当はプレーすることから逃げてただけだったんですけど。

なぜプレーする事から逃げていたかというと、24歳〜29歳くらいまで "好きな"サッカーから、サッカーが"稼ぐ"ものに変わっていたからです。選手で稼いでた訳ではなくて、運営に携わって稼いでたのです。それだけでは生計は建てられませんでしたが、サッカーが稼ぐ手段になってしまってからはサッカーが好きっていうのが、心から言えなくなってしまってました。ましてや、趣味がサッカーなんてことも言いたくないくらいです(今でもサッカーが趣味とは思ってません。)

特に審判員をやっていたので、平日の週2回〜3回は仕事終わってからトレーニングをしてた日々でした。特に26歳〜29歳くらいまでは、心肺機能をかなり追い込むトレーニングも行ってたので、正直トレーニングする日はかなりのコンディションやモチベーションを保ってないとやりたくなかったくらいです。

当時のトレーニングは主に、ランニングマシーンで17キロのスピードで6分間、バイクで20秒漕いで10秒インターバルというトレーニングを4分間行い、毎回心拍数は170〜185まで上げていた。(私の年齢から行くと最大心拍数は193なので、ほぼMAXでやってました。)

これらのトレーニングは当時はメンタル面もちゃんとしてないとと思いました。今は正直そんな事するよりもハムストリングの筋トレや体幹、少し負荷をかけた有酸素くらいなので今の方が効率よくトレーニングが行われてるので今の方が断然良いです笑


話は逸れましたが、ある時に仕事でかなりのストレスを抱えてしまい、トレーニングをする気も起きず酒でも飲もうかなぁなんて考えていたら、当時最寄りの駅の近くにある大きなショッピングモールの屋上にフットサル場があったので、個サルが開催されてるかを確認してそこで初めての個サルに参加しました。最初プレーした時は、どうやってプレーして良いか分からなくてなんか遠慮してプレーしてたけど、途中からよくわからない大学生集団来て結構ガツガツプレーしてきてたので、火がついて自分の持ってるプレーを思いっきりやったのを今でも覚えてますね笑(その中の大学生集団の1人の女の子とは今ではサッカー仲間になり友達になっていってます。)

強烈なシュートやラボーナ、ヒールキック、ちょっとしたジンガ系のドリブルを(ジンガ系ドリブルめちゃくちゃ苦手です)やってたら、なんかみんな沸くからそれはプレーするの楽しくなるよな笑 そんな中でプレーするのが楽しくなってきたときに10年前に受けた某フットサルチームのトライアウトを受けた時の事が蘇ってきて、やっぱり自分はボールを蹴り続けようと考えました。

今までは千葉県の試合のサッカーの会場に行くと僕の事を知らない人がいない状態だったのが、個サルでは全く知らない人が多い。そういう状況がすごく新鮮でもあっていろんな人と仲良くなれたきっかけでもありました。(知ってた人もいたり、中には知らないふりをしてくれてた人もいましたが笑)

そんな状況に慣れてきた時に、やっぱり俺はサッカーが好きなんだって思えるようになっていきました。


次回は〜個サルで上手くなる方法、楽しむ方法〜を書きます。一見関係のない事ですが、繋がってるんです。






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