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東京競馬場 芝2400mコース攻略

※この記事は東京芝2400mで行われるダービー、オークス、ジャパンカップの成績を基に記述しています。


1.コース概要

コース形態は左回りで、芝の1周距離は2083.1m~2139.6m、最終直線の長さは525.9mある。1角から向正面にかけて1.9mの長い下り坂が続き、3角の手前に1.5mの上り坂が待ち受ける。スタンド前の直線は、残り460m地点から300m地点にかけて2mの上り坂が設けられている。基本的に逃げ馬はこの上り坂からバテ始め300mからゴールにかけて後方勢が攻めて来るのでなかなか勝ちに届きにくい。
芝2400mのスタート位置は坂の途中にあり出遅れや、躓く馬が少なくない。ゲートをうまく出れるかもポイントだ。スタート後は300mの直線があり隊列は1コーナーあたりで決まる傾向。

Aコース
1周距離:2083.1m
幅  員:31~41m

Bコース
1周距離:2101.9m
幅  員:28~38m

Cコース
1周距離:2120.8m
幅  員:25~35m

Dコース
1周距離:2139.6m
幅  員:22~32m

2.グレード制導入後の枠番の勝数について


東京競馬場で行われる芝2400mのGⅠレースは、5月3週目の優駿牝馬(オークス)、4週目の東京優駿(日本ダービー)、11月4週目のジャパンカップの3つ。それぞれの合計着度数は1枠から18、17、19、7、10、11、20、16勝である。勝数が多いのは7枠次いで3枠、1枠である。勝数が最も低い4枠は、7勝である。
 3つのレースを詳しく見ると、東京優駿は1枠から9、5、6、1、4、4、6、5勝。優駿牝馬は3、8、6、2、5、2、9、5勝。ジャパンカップは6、4、7、4、1、5、5、6勝である。
 東京優駿の4枠の1勝は1984年優勝のシンボリルドルフ、ジャパンカップの5枠優勝は2004年のゼンノロブロイである。
 ここまでがグレード制導入後の成績である。注目したいのはその8年後の1992年以降の成績だ。

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