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大学編入 志望校

今日は私の志望校決定と実際に受験した大学について紹介します.


大学編入という道

私は高専入学の段階から卒業後の進路は大学編入と決めていました.

情報系の企業においてはやや時代錯誤な意見かもしれませんが,高専卒と言えば,給料が安い昇進しづらいというイメージがありました(今もあります).

具体的にどこの大学,と決めたのはずっと後になりますが,もともと大学に進学することは決めていたので,高専の編入制度は中学生の私には魅力的でした.

編入先には名だたる大学が並ぶ中,それらに一部の科目の受験で進学できる 複数校受験することができるとにかくすばらしい制度に見えて仕方なかったのです.

こうして私は,高校受験->大学受験と多くの方が通る道を知らぬまま歳を重ねる次第となりました.


編入先候補を決めるまで

私の編入先候補に上がった大学は

金沢大学
石川高専専攻科
筑波大学
豊橋技科大
名古屋工業大学
名古屋大学

です.


編入先の候補を考え始めたのはおそらく4年生への進級を控えた,3年の終わり頃だったと思います.

石川高専では4年の夏休みにインターンシップ体験もあり,皆が卒業後の進路を考え始めるタイミングでした.

なんとなく,情報系の勉強が続けられて,自分の学力的に入れそうなところを探して,石川高専から進学実績のあった金沢大学筑波大学に興味を持ちました.


2018年3月,多くの大学編入勢がお世話になったであろう,ZENPENの関東合同編入説明会に行きました.ZENPENについては次のセクションで紹介したいと思います.

この編入説明会で私はTOEICの目標ラインを600点に設定しました.


4年生も始まり,次に具体的な進路を考えたのはインターンシップ先の決定時でした.

自動車が大好きな私はスバルやマツダといった自動車メーカー,DENSOやBOSCHといった車載機器メーカーに興味を持ちました.

しかし,それらの多くは大学院生しか受け付けていなかったのです!

おそらく初めて,高専と大学の差を身をもって実感した機会です.


このとき,初めて真剣に進学先の大学を調べ始めました.


行きたい企業にインターンに行けない.その悔しさから,

どの大学からならその企業のインターンに行けるのか.

どの大学からその企業への就職が多いのか.

その企業に進む大学からは他にどんな就職実績があるのか.

ここから私は名古屋工業大学を志望校に絞り込みました.

工学部 情報工学科からも数多くの自動車関連企業に就職実績があったのです.

さすがはトヨタのお膝元 名古屋.


愛知に行けば大好きな車に関わる将来に少しでも近づけると,滑り止めに豊橋技科大も設定しました.


このとき,まだ筑波大学の受験を悩んでいました.

筑波大学からは目ぼしい自動車関連企業への就職実績はありませんでしたが,どうもネームバリューに惹かれていたのだと思います.


ところが,9月に校内であった5年生の卒研中間発表で運命的な出会いをしました.

名古屋大学 情報学部に合格した先輩の体験談を直接聞くことができたのです.

これまで名古屋大学のことは知ってはいましたが,情報学部については知りませんでした.

文系の学部から再編されたばかりで工学部の情報工学科とは違い,情報工学を専門に学習・研究するというのです.

就職先も興味のある企業で溢れていました.

ここで私の志望校が確定しました!

名古屋大学 情報学部をチャレンジ受験とし,

第一志望に名古屋工業大学 工学部 情報工学科

第二志望に豊橋技科大学 情報・知能工学系

第三志望に石川高専専攻科

としました.



ZENPEN

ZENPENは

高専における従来の常識を超え
高専生が一歩踏み出せる環境を提供する

をミッションとする,高専からの大学編入生による学生団体だそうです.

高専生向けに就職の説明等も行っているようですが,HPは数多くの編入体験談であふれる,高専大学編入界隈では最強の団体だと思っています(個人談).

私は2018年3月の第6回関東合同編入説明会を聞きに行きました.3年生から4年生へと進級する春休みのことです.

とにかく新5年生が多かったことを覚えています.え,こんな時期に聞きに来てるようで大丈夫なの...?とも正直思いました.

私が行ったときは下記の大学のみなさんが登壇されていました.

筑波大学
千葉大学
大阪大学
東京大学
東京工業大学
東北大学
北海道大学
横浜国立大学
東海大学
長岡技術科学大学
東京農工大学

このとき初めて大学編入の実態を知りました.

各大学の特色はもちろん,編入のためにTOEICのスコアが必要であること,だいたいどれくらいのスコアをみなさん提出するのか,併願には入学確約期限を気にする必要があること,単位変換のこと,,,

とにかくなにの下調べもなしに突撃した私には衝撃の連続でした.

講演後のフリーセッションでは同じ編入志願者のみなさんとお話をしました.みなさんスタプラで事前に繋がっていたみたいで,そこの輪の中に入れていただいて,現状の情報交換をしました.

実際の編入生の講演に限らず,同じ編入志願者のの志望大学,そしてその決め方を聞けたのはおもしろかったです.

ちなみに余談ですが,2020年の編入説明会に私も登壇するのでよければお越しください↓

2020年2月20日 追記
COVID-19(新型コロナウイルス)の影響により,今年度の関東ZENPENの開催形式変更が発表されました.
オフラインでの開催は行わず,別の形態での実施を図るそうです.
関東ZENPENへ向けた交通機関・宿泊施設の確保はなさらないようにお願いします.



受験校

上述の通り,受験校は

第0志望(チャレンジ受験) 名古屋大学 情報学部
第1志望 名古屋工業大学 工学部 情報工学科
第2志望 豊橋技術科学大学 情報・知能工学系
第3志望 石川工業高等専門学校専攻科 電子機械工学専攻

としました.

受験校を決める際に注意する点として,

受験日程に無理のないこと.

入学確約書のスケジュールに問題が無いこと.

受験科目に無理のないこと.

だと私は思います.


受験科目が大きく異なる受験校が連続すると対策が難しいと思います.

私は専攻科,名工大,豊橋技科大を3週連続で受験しましたが,
偶然にも,本命である名工大の受験科目が専攻科,豊橋技科大にも共通していたので,この連続はそれほど厳しいものではなく,むしろリズムを整えるにはちょうどよかったです.


次に,入学確約書のスケジュールについて.

これは特に旧帝大に編入を考えているみなさんが大きく影響してくるかと思います.

旧帝大は受験日が遅いところが多い気がします.名大情報学部は8月末,合格発表が9月上旬でした.

一部の大学では合格後の入学確約書の提出締め切りを8月末〜9月上旬に設定しているところがあります.

これは志望校選択時に数年分は確認を取り,よくよく熟慮する必要があります.


最後に受験科目について.

私の場合,

専攻科

TOEIC,数学(微積・線形代数),専門(電磁気学・アルゴリズム・論理回路)

名工大

英語,数学(微積・線形代数),物理(力学・電磁気学),専門(アルゴリズム,情報理論,論理回路)

豊橋技科大

英語,国語,数学(微積・線形代数・確率),専門(アルゴリズム・論理回路)

名大

TOEIC,数学(微積・線形代数),専門(アルゴリズム,情報理論,論理回路)

とどの大学も出題範囲が似通っていたので,上位の大学を優先して勉強することで下位の大学の勉強も兼ねていました.

これは時間がかなり有効活用できます.

例えば東工大のように,化学の試験がある場合,その大学のためだけにその勉強時間を割く必要があり,ややコスパが悪く感じます.

受験校を増やし,受験科目が増え,対策がおろそかになって落第すれば取り返しがつきません.

時間が限られている人,よほどその学校にこだわりがない人は,この受験科目の兼ね合いも注意するといいかもしれません.



進学先

私はありがたいことに,受験校全てから合格通知を頂いたので,名古屋大学 情報学部への進学を決めました.


これから志望校を決定するみなさんは,例え滑り止めの学校であっても,本当にそこで自分が学びたいことはあるのか.をよくよく確認してほしいです.

自分がどれだけ勉強したとしても,周りの人との差,当日の体調,試験官との相性など,思わぬ結果を招くこともあるかもしれません.

高専からの大学編入で複数校受験できることは大きなメリットです.

自分にとって悔いの無い進路に進めるよう,これからも体験談を届けることでみなさんを応援しています.

最後までお読みいただきありがとうございます!もしよければサポートにご協力お願いいたします.