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【生成AI活用】Claudeの無料版でテトリスを作ってみた　～Artifacts機能についても解説～

ikeda(ムルソー)｜生成AIを使った稼ぎ方を発信

のっけから自慢話をさせてください。
僕、テトリスがもの凄く強いんですね。

アーケード版のテトリスやフィーチャーフォン時代にG-MODEが出していたテトリスではランキング上位をキープしていました。
高校時代はずっとテトリスやっていたのを覚えています。

よくランキング上位のプレイヤーのテトリスさばきをじっくり観察し、どうすれば自分の実力が上がるのかを分析したり、
覚えたテクニックを使いこなせるように何度も反復練習をしたり、
目標のスコアを達成できるように集中力を高めたり、

そんなことばかりしていました。
こういった試行錯誤ってビジネスでも重要なんじゃないかと、僕は考えています。

ちなみにニンテンドースイッチのテトリス99でも、連続1位を取ることができます。

そんなテトリス狂の僕が、生成AIツール「Claude」を使って「テトリス」と同じようなゲームを作ってみました。
下記が実際にプレイした動画です。

しかもこうしたゲーム作成、Claudeの無料アカウントでも可能です。

すごいですよね。
僕がすごいのではなく、僕のようなゲーム開発・非エンジニアがこういったことができる今の環境がすごい。

今回は、Claudeでゲームを作った流れについて解説します。



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Claudeとは？

Claudeは、Anthropic社が開発した高度な対話型AIです。ChatGPTやGeminiのように、人間との自然な会話を通じて、様々なタスクをサポートしてくれます。

Claudeの能力を日常生活の具体例を通して見ていきましょう。

1. レシピのアドバイザー
例えば、冷蔵庫に残っている食材で何か作りたいと思ったとします。

あなた：「冷蔵庫に卵、チーズ、ほうれん草があるんだけど、簡単に作れる料理はある？」

Claude：「はい、それらの食材でキッシュやフリッタータが作れますよ。簡単なレシピをお教えしましょう。まず、ボウルに卵を割り入れ...」

Claudeは食材や調理時間、難易度に応じてレシピを提案し、詳細な手順も教えてくれます。

2. 言語学習のパートナー

外国語を勉強している方にとって、Claudeは優秀な会話パートナーになります。

あなた：「英語の'I'm under the weather'っていう表現の意味と使い方を教えて」

Claude：「'I'm under the weather'は『体調が優れない』という意味の慣用句です。例えば、
　　I can't come to the party tonight. I'm feeling under the weather.
　　(今晩パーティーに行けません。体調が優れないんです。)
カジュアルな会話でよく使われる表現ですよ」

Claudeは言葉の意味だけでなく、実際の使用例も提供してくれます。

また、Claudeの特徴は下記の通り。

  1. 幅広い知識: 料理、言語、プログラミングなど、様々な分野の知識を持っています。

  2. 文脈理解: 会話の流れを理解し、適切な情報を提供します。

  3. 詳細な説明: 初心者でも分かりやすいよう、丁寧に説明してくれます。

  4. 多言語対応: 日本語はもちろん、多くの言語で対応可能です。

特にプログラミングに強いという点で評価されています。

Claudeでテトリスのようなゲームを作る

それでは実際にClaudeでゲームを作った時の手順を解説します。といってもそこまで大変ではありません。
Claudeの「Artifacts機能」を使えば、チャット上でプロンプトを投げるだけでゲームが生成され、動作確認できます。

Artifacts機能とは、従来のチャットとは別にコンテンツを作成したり参照したりできる機能です。その特徴は下記の通り。

  • 表示形式：会話とは別のウィンドウに表示される

  • 動作：生成されたコンテンツやコードはウィンドウで表示・動かすことができる

  • 利用できる機能：簡単なゲームの生成、Webサイトの簡易設計、スライドやチャートの作成など

  • 活用事例：簡易Todoアプリの作成など

Artifacts機能がオンになっているかを確認する

ゲームを作成し、即座にClaude上で確認する場合、Artifacts機能を使う必要があります。もしこの機能は使わない場合、コードだけが出てきてしまうので、すぐにゲームができたかどうかを確認することができません。

下記の画像は、Artifacts機能を使わないでプロンプトを投げた事例です。

「テトリスと同じゲームを作ってください」と命令したところ、右側の画面にコードが出てきますが、これが正しいかどうかはすぐに確認できません。

ですので、Artifacts機能がオンになっているかどうかを先にチェックしましょう。
チェックするには、左のサイドメニューの一番下、自分のメールアドレスが書いてあるアイコンをクリックし、設定を開きます。
設定を開くと、一番上に「Profile」とありますのでそこをクリック。
一番下の「Enable artifacts」がオンになっていれば問題ありません。

プロンプトを投げる

今回のプロンプトは「Artifacts機能をオンにしてテトリスのようなゲームを作ってください」としました。

プロンプトを送った後、右側にソースコードが書かれ、その後でこちらが指示した通りのゲームが表示されました。

単純に「テトリスのようなゲームを作ってください」だけだとソースコードのみが出てきてしまって、その場ですぐにゲームの動作を確認することができませんでした。

Artifacts機能でチェックできるのは、JavaScriptやHTML、CSSで、それ以外はチェックできないようです。この点は今後のアップデートに期待ですね。

修正指示を出す

実際にゲームを動かしてみると、きちんと動作しました。1列に揃った時、その列もちゃんと消えました。
ですが、この時点ではテトリミノ（長い棒や四角など、操作できるパーツの総称）を左右に動かすことしかできません。

テトリスにはそれ以外にも様々な機能があります。
例えば出てきたテトリミノを取って置き、後で自分の好きなタイミングで、別のテトリミノと交換できる「ホールド」という機能や、
テトリミノを一瞬で落とす「ハードドロップ」、
そして落下中のテトリミノが最下層へ落ちた場合の推定位置に、テトリミノの影のようなものを表示させる「ゴーストブロック」などなど。

これらの機能も搭載したいと思います。
上記のことを踏まえて、Claudeに対して修正指示を出します。


するとこちらの指示した通りにコードを書き換えてくれました。
本当はT-SPINとかRENとか、それらを踏まえた加点の仕方とか、いじるべきところは多くあるんですが、無料版だとの上限がそんなに高くありませんので、一旦この辺りでストップしました。

ですが他にも様々なゲームの作成ができると思います。そのゲームを活用し、商品・サービスの販売促進もできるかもしれません。

何か分かり次第、再度更新します。

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